東京マーケットダイジェスト・2日 円下値堅い・株大幅安

スポット
(2日15時時点)
ドル円:1ドル=143.70円(前営業日NY終値比△0.13円)
ユーロ円:1ユーロ=158.95円(△0.05円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1062ドル(▲0.0006ドル)
日経平均株価:37808.76円(前営業日比▲843.21円)
東証株価指数(TOPIX):2651.96(▲38.82)
債券先物12月物:145.05円(△0.35円)
新発10年物国債利回り:0.815%(▲0.035%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
     <発表値>   <前回発表値>
9月マネタリーベース
前年同月比   ▲0.1%   0.6%
9月消費動向調査(消費者態度指数、一般世帯)
        36.9     36.7

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。本邦勢の参入後は買いが先行したほか、香港株などの堅調推移も支えに一時144.19円まで値を上げた。もっとも、「イスラエルが数日以内にイランに対して重大な報復を計画」との報道が伝わると、中東の地政学リスクを嫌気した売りに押されて143.50円台まで押し戻された。

・ユーロ円も上値が重い。13時前に159.62円まで上昇する場面があったが、買い一巡後は中東の地政学リスクを手掛かりにした売りが強まり、158.71円まで反落した。

・ユーロドルはもみ合い。1.1060ドル台を中心とした狭いレンジ内での推移に終始した。

・日経平均株価は大幅反落。中東情勢の悪化懸念から前日の米国株式相場が下落し、東京市場でも投資家のリスク志向低下を嫌気した売りが出た。株価指数先物主導で下げ足を速め、指数は一時1000円超安まで下押しした。

・債券先物相場は続伸。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いだほか、中東情勢の緊迫化を背景に相対的に安全資産としての債券需要が高まった。

(岩間)


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