東京外国為替市場概況・17時 ドル円、買い戻し一服

市場概況
 11日午後の東京外国為替市場でドル円は買い戻し一服。17時時点では141.38円と15時時点(141.28円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。東京午後に140.71円まで大きく下落した反動からショートカバーが入り141.50円台まで切り返す場面があった。ただ、米2年債利回りが2022年9月以来の3.54%台まで低下幅を拡大したこともあり、買い戻しは一服している。

 ユーロ円は反発が落ち着く。17時時点では156.09円と15時時点(156.01円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円と同様に買い戻しが優勢となり156.30円台まで持ち直した。独DAXやナイト・セッションの日経平均先物が上昇してスタートしたことも支えとなった。一方、ドル円の反発が一巡するとユーロ円の上値もやや重くなった。

 ユーロドルは17時時点では1.1041ドルと15時時点(1.1042ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢参入で1.1052ドルまで小幅に上げたが、追随する動きは限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.71円 - 142.47円
ユーロドル:1.1017ドル - 1.1052ドル
ユーロ円:155.50円 - 157.02円


(越後)


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