中国株サマリー(4日)

市場概況
 3日続落、2800ポイント割れ 7カ月ぶり安値を更新

 4日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。終値は前日比0.67%安の2784.28ポイントだった。深セン成分指数は0.51%安の8226.24ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5593億8000万元だった。

 上海総合指数は心理的節目の2800ポイントを割り込んで寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。終値ベースで今年2月5日以来、およそ7カ月ぶりの安値を更新した。前日の米株安が嫌気されたほか、中国景気の先行き不安が引き続き地合いを圧迫した。中国メディアの財新が午前中に発表した 8月の財新中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)は51.6と前月から0.5ポイント低下し、6月の51.2に次ぐ年内2番目の低水準となった。

 セクター別では、ゲームが全面安。採掘、コンシューマーエレクトロニクス、石油、通信サービスなども安い。半面、医薬品販売、バッテリー、教育、電子化学品の一角が買われた。

 A株市場では、原油相場の下落を嫌気して石油メジャーのペトロチャイナ(601857)が5%超安。産金の紫金鉱業集団(601899)、非鉄金属の中国アルミ(601600)、漢方薬の雲南白薬集団(000538)、テック株の広聯達科技(002410)、富士康工業互聯網(601138)なども下げがきつい。インフラ建設の中国鉄建(601186)、中国中鉄(601390)が続落した。半面、航空会社の春秋航空(601021)、太陽光発電関連の晶澳太陽能科技(002459)、電力株の国投電力控股(600886)、自動車・電池メーカーのBYD(002594)などが買いを集めた。

 上海B株指数は0.02%高の233.29ポイント、深センB株指数は0.06%高の1075.91ポイント。


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