昨日（2024年8月5日）のドル円動向振り返り
ドル円は最終的に円高。
午前から午後にかけて円高が進み、夜にやや円安方向に戻しましたが、夜半には戻り一服の展開でした。
先週末の米国雇用統計の結果を受け、米国の景気後退懸念が一段と高まりました。
日経平均株価は急落し、リスク回避ムードが強まっています。
ドル円は141円台後半まで円高が進みました。
欧州市場に入ると円高が一服し、米国市場では144円台後半まで戻しています。
深夜に入ると、再び円高方向にやや振れました。
欧米市場でも株価が下落しており、これが影響したと見られます。
なお、米ISM非製造業景況指数が発表され、市場予想を上回る結果でした。
結果発表後に一時的に円安に振れましたが、ほどなく押し戻されています。
本日（2024年8月6日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年8月6日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、139円台前半から144円台後半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値周辺や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、140円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
一方で、150円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、141円台前半にも、特に厚い売り注文を確認できます。
昨日の安値を下回る水準であり、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年8月6日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係が強かったのはユーロ円、ポンド円、豪ドル円そして豪ドル米ドルです。
ポンドドルとも相関関係でした。
一方で、逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年8月6日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はポンドです。
円はプラス幅を午後にかけて大きく広げ、その後はやや縮小しました。
ドルはおおむねマイナス圏で推移し、この傾向は未明まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2024年8月6日）の主な経済指標
13:30（豪州）オーストラリア中銀政策金利発表
18:00（ユーロ）ユーロ圏小売売上高
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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