昨日（2024年7月25日）の米国主要3指数振り返り
- 終値：
US30（米国ウォールストリート株価指数30）：40033.3（+51.3）＜+0.13%＞
US100（米国100株価指数）：18858.4（-272.2）＜-1.42%＞
US500（米国500株価指数）：5411.2（-37.2）＜-0.68%＞
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
7月25日の米国株主要3指数は、まちまちの動きとなりました。
US30は小さく反発したものの、US100は大きな下落を見せています。
この日に発表された4～6月期の実質GDP速報値は、景気の底堅さを示す内容でした。
ハイテク銘柄は元気がない状態が続いています。
テスラ / Tesla, Inc.やアルファベットA / Alphabet Inc. Aの決算をきっかけに、AIに対する市場の期待が過剰ではないかという考えが浸透し、IT大手や半導体関連が売られ始めています。
ただ、大型株からシフトすることで、小型株は上昇しています。
ラッセル2000は1.3％上昇しました。
個別で見ていくと、メタ・プラットフォームズ / Meta Platforms, Inc.、マイクロソフト / Microsoft Corporation、エヌビディア / NVIDIA Corporationは1.7％～2.4％下落で引けています。
アルファベットA / Alphabet Inc. Aは3.1％下落。
これは5月6日以来の安値となります。
一方でテスラ / Tesla, Inc.は反発しました。
IBM / International Business Machines Corporationは、第2四半期売上高が市場予想を上回り、4.3％上昇しています。
サウスウエスト・エアラインズ / Southwest Airlines Co.は、オープンシート廃止や足元に余裕のある座席提供などの変更実施を発表することで、5.5％上昇しました。
フォード・モーター / Ford Motor Companyは、第2四半期の調整後利益が予想を大幅に下回って、18.4％と大きく下落しました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2024年7月26日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年7月26日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
前日の日足は、平均足とほとんど重なる位置で小さく上昇しました。
終値で4万ドル台を回復しています。
平均足は陽連しており、右肩上がりの200日移動平均線が価格より下にあることから、どちらかというと買い優勢と考えられます。
再びローソク足が平均足を上回れるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
下降トレンドは1本目の長期サポートラインで反発し、しばらく階段の踊り場となる調整の上昇が続きました。
再び下落に転じて更新された安値位置に、2本目の長期サポートラインを形成してから反発。
ローソク足が平均足を追い抜くことで、平均足は陽転しています。
一時中期レジスタンスラインを上に抜けるものの、反落して平均足付近まで戻りました。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日（2024年7月26日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年7月26日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
前日の日足は、安値を更新する陰線が立ち、これで陰連は3に伸びました。
ここ10営業日で、陽線で引けたのは3営業日のみです。
陰連している平均足より低い位置にローソク足があるため、大局は下降トレンドと考えられます。
ただし、200日移動平均線は右肩上がりで、ローソク足より低い位置にあります。
＜1時間足チャート分析＞
長期のサポートラインとレジスタンスラインに挟まれた価格帯でのレンジ相場は、下へのブレイクで解消されます。
陰連している平均足に頭を押さえられながら下落し、中期のサポートラインを下に抜けました。
更新された安値位置に新たな中期サポートラインが形成されています。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日（2024年7月26日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年7月26日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
前日の日足は続落し、安値が更新されました。
終値ベースで平均足が陰転し、それよりも低い位置で価格変動しているため、下降トレンドの初期段階であると考えられます。
このままローソク足が平均足を下回っている状態が維持されるかに注目です。
フィボナッチの23.6％、38.2％といった主要な水準が、戻りの目安になる展開も想定されます。
＜1時間足チャート分析＞
陰連中の平均足を伴う下降トレンドは、長期サポートライン上で反発します。
この上昇は長期レジスタンスラインを頂点に、もう一度下落に転じました。
そのまま下げて長期サポートラインを下に抜け、中期サポートラインもブレイク、更新された安値の位置に中期サポートラインが新たに形成されています。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日（2024年7月26日）の主な米国経済指標
26日（金）21:30（米国）6月個人所得（前月比）
26日（金）21:30（米国）6月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前年同月比）
26日（金）21:30（米国）6月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前月比）
26日（金）21:30（米国）6月個人消費支出（ＰＣＥデフレーター）（前年同月比）
26日（金）21:30（米国）6月個人消費支出（ＰＣＥ）（前月比）
26日（金）23:00（米国）7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
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OANDA Lab編集部
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