昨日(2024年7月17日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):41291.1(+278.3)<+0.68%>
US100(米国100株価指数):19852.4(-568.5)<-2.78%>
US500(米国500株価指数):5602.6(-72.0)<-1.27%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
7月17日の米国株主要3指数は、まちまちの展開となりました。
US30は上昇するものの、US100とUS500は下落。
特にUS100は、約2.8%もの大きな下落率を記録しました。
NY連銀のウィリアムズ総裁が、「インフレ鈍化傾向の影響で、数か月以内の利下げが正当化される可能性がある」とメディアに語りました。
これが9月利下げ観測を強化し、US30の上昇を支えました。
その反面、エヌビディア / NVIDIA CorporationやASMLホールディング / ASML Holding N.V. NYRSといった半導体関連銘柄が大きく売られ、US100は大幅安に。
バイデン政権が中国に対する厳しい貿易制限を検討しているというニュースもあり、フィラデルフィア半導体指数は6.8%下落しました。
これは2020年3月以降、最大の下げでした。
個別で見ていくと、JPモルガン・チェース / JPMorgan Chase & Co.は1.5%上昇しました。
ジョンソン・エンド・ジョンソン / Johnson & Johnsonは、決算の利益が予想を上回って3.7%上昇。
ユナイテッドヘルス・グループ / UnitedHealth Group Incorporatedは4.5%上昇しました。
一方でアップル / Apple Inc.は2.5%下落、アマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.は2.6%下落、マイクロソフト / Microsoft Corporationは2.3%下落しました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年7月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、またも高値を更新する陽線が立ち、6連騰を達成しました。
平均足は陽連中で、下ヒゲがない強い形状であり、それより高い位置での価格変動が続いていることから、大局は上昇トレンドと考えられます。
200日移動平均線が右肩上がりで、それより高い位置にローソク足があることも確認できます。
<1時間足チャート分析>
ほとんどの時間帯で、陽連中の平均足をローソク足が上回る上昇トレンドが継続しています。
直近では、ローソク足が一時平均足を割り込んだものの中期サポートラインをつけて反発し、中期レジスタンスラインを突破することで高値を更新しました。
この中期レジスタンスラインが、サポート転換するケースも想定されます。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年7月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は長い陰線で引けて、2万ポイントを割り込みました。
ローソク足の終値は平均足を大きく下回っています。
平均足は陽連中ですが、実体が短く下ヒゲが伸び始めているため、上昇トレンドの終焉を示唆しているとも考えられます。
ただし、200日移動平均線は右肩上がりで、ローソク足より低い位置にあります。
<1時間足チャート分析>
長期レジスタンスラインを頂点とする下降トレンドに移行しています。
この下落は一時長期サポートラインで押しとどめられて大きく反発するものの、再度下落に転じました。
下落の過程で長期サポートラインを割り込み、大きく安値を更新したところで前日の取引を終えています。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年7月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、最高値圏から大きく下落する陰線が立ちました。
平均足は陽連中で、それより高い位置にローソク足が並ぶことから、全体の流れは買い優勢と考えられます。
押し目の水準を探る場合、フィボナッチの23.6%、38.2%といった主要な比率が活用できそうです。
<1時間足チャート分析>
深い押し目をつけながら、少しずつ高値を切り上げるものの、長期レジスタンスラインを頂点に下落を開始しています。
ローソク足が平均足を割り込むことで、平均足は陰転しました。
平均足に頭を押さえられるような下落が続き、中期サポートラインを割り込んでいます。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2024年7月18日)の主な米国経済指標
21:30(米国)フィラデルフィア連銀景況指数
21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
23:00(米国)6月景気先行指標総合指数(前月比)
29:00(米国)5月対米証券投資
29:00(米国)5月対米証券投資(短期債除く)
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OANDA Lab編集部
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