プロサイクリスト與那嶺 選手が語る「ロードバイクに関する3つの秘密 」
Photo by Kei Tsuji / 辻啓
OANDA JAPAN プロ契約ロードレーサーの與那嶺恵理です
FXトレーダーの皆様、こんにちは!
私はオランダの自宅で、世界選手権に向け乗り込みの時期に入りました。
全日本が終わり、すぐにオランダへ帰国し、
7月は初旬に10日間のステージレースを終え、身体はクタクタ。
レース後、中一日であの有名な ツール・ド・フランス の女性レースを走りました!
多くのファンとの触れ合いも、プロロードレーサーの醍醐味であり大切な仕事です。
今日は皆さんにとっても不思議な機材
ロードバイクに関する3つの秘密
について、語ります!
1.重量がとても軽い!
私がレースで使うロードレーサー、とても軽いんです!!!
7kg なんです! 一般的なママチャリの約半分の重量!
非力な私?でも、片手で持ち上げることが出来ます!
フレーム、ホイール、コンポーネント、ほぼ全てが超軽量のカーボン素材で作られています。
なぜレースバイクは軽い必要があるのか。
それは登りを登る時、ストップ・アンド・ゴーをする時、少しでも速く登り、走るためなのです。
想像して下さい。7kgの自転車で山を登るか。それとも、そこに1.5Lの2本のペットボトルをつけて登るか。
タイムもブレーキの効きも、コーナリングの性能も重くなると大きく落ちてしまいます。
そのためレースレギュレーションぎりぎりの7kg以下にバイクを仕上げていきます!
(Regulationにより大きな大会は6.8kgの車重制限があります)
全ては速く走るために。
2. 変速機が フロント 2枚 リア 11枚 そして電動です!
はい! 2掛ける11 22速 こんなにギアが必要か? と思いますよね。
しかし、レースではほぼすべてのギアの組み合わせを使います。
険しい上り、斜度が25% 時速10kmを下回る時もあります。そんなときは フロント リア ともにローギアを選択し
高地でスピードの出る下り、80kmを超えるときは、フロント リア 共にハイギアを選択します。
そして非力な私?でも簡単に操作ができる電動変速機なのです。
スマホのボタンを押すようにワンプッシュで的確な変速が出来ます。
全ては速く走るために。
3. びっくりする金額。。。
200万円。。。
現在私がレースで使用するバイクは、約200万円です。。。
フレームが50万円
ホイールが40万円
コンポーネントが40万円
パワー計測機器が40万円
サドル ハンドル タイヤ メーターなど。。。
冷静に計算すると、やっぱり200万円です。。。
そして、大きなクラッシュ、移動中の飛行機事故でフレームは大破します。。。
そしてここはヨーロッパ。そうです。プロの窃盗団も多いのです。。。
今年は一台やられてしまいました。。。
全ては何のためにでしょう。。。
いかがでしたか? 私にとってのロードレーサー3つの秘密でした。
プロの世界、自転車は消費するもの。
しかしロードレースは機材スポーツでもあります。
いつも丁寧に扱いながら、愛着が湧いた頃にさようなら。
これもプロの世界です。
東京オリンピックまで730日
どうぞ応援よろしくお願いします!
全てを力に変えて
OANDA JAPAN プロ契約アスリート
自転車ロードレース 與那嶺 恵理
Photo by Kei Tsuji / 辻啓
OANDA JAPAN プロ契約ロードレーサーの與那嶺恵理です
FXトレーダーの皆様、こんにちは!
私はオランダの自宅で、世界選手権に向け乗り込みの時期に入りました。
全日本が終わり、すぐにオランダへ帰国し、
7月は初旬に10日間のステージレースを終え、身体はクタクタ。
レース後、中一日であの有名な ツール・ド・フランス の女性レースを走りました!
多くのファンとの触れ合いも、プロロードレーサーの醍醐味であり大切な仕事です。
今日は皆さんにとっても不思議な機材
ロードバイクに関する3つの秘密
について、語ります!
1.重量がとても軽い!
私がレースで使うロードレーサー、とても軽いんです!!!
7kg なんです! 一般的なママチャリの約半分の重量!
非力な私?でも、片手で持ち上げることが出来ます!
フレーム、ホイール、コンポーネント、ほぼ全てが超軽量のカーボン素材で作られています。
なぜレースバイクは軽い必要があるのか。
それは登りを登る時、ストップ・アンド・ゴーをする時、少しでも速く登り、走るためなのです。
想像して下さい。7kgの自転車で山を登るか。それとも、そこに1.5Lの2本のペットボトルをつけて登るか。
タイムもブレーキの効きも、コーナリングの性能も重くなると大きく落ちてしまいます。
そのためレースレギュレーションぎりぎりの7kg以下にバイクを仕上げていきます!
(Regulationにより大きな大会は6.8kgの車重制限があります)
全ては速く走るために。
2. 変速機が フロント 2枚 リア 11枚 そして電動です!
はい! 2掛ける11 22速 こんなにギアが必要か? と思いますよね。
しかし、レースではほぼすべてのギアの組み合わせを使います。
険しい上り、斜度が25% 時速10kmを下回る時もあります。そんなときは フロント リア ともにローギアを選択し
高地でスピードの出る下り、80kmを超えるときは、フロント リア 共にハイギアを選択します。
そして非力な私?でも簡単に操作ができる電動変速機なのです。
スマホのボタンを押すようにワンプッシュで的確な変速が出来ます。
全ては速く走るために。
3. びっくりする金額。。。
200万円。。。
現在私がレースで使用するバイクは、約200万円です。。。
フレームが50万円
ホイールが40万円
コンポーネントが40万円
パワー計測機器が40万円
サドル ハンドル タイヤ メーターなど。。。
冷静に計算すると、やっぱり200万円です。。。
そして、大きなクラッシュ、移動中の飛行機事故でフレームは大破します。。。
そしてここはヨーロッパ。そうです。プロの窃盗団も多いのです。。。
今年は一台やられてしまいました。。。
全ては何のためにでしょう。。。
いかがでしたか? 私にとってのロードレーサー3つの秘密でした。
プロの世界、自転車は消費するもの。
しかしロードレースは機材スポーツでもあります。
いつも丁寧に扱いながら、愛着が湧いた頃にさようなら。
これもプロの世界です。
東京オリンピックまで730日
どうぞ応援よろしくお願いします!
全てを力に変えて
OANDA JAPAN プロ契約アスリート
自転車ロードレース 與那嶺 恵理
Photo by Kei Tsuji / 辻啓