ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は大幅円安で159円台後半|ユーロが米ドルと円に対して強い(2024年1月11日)

FXレポート

昨日(2024年1月10日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は大幅な円安。

昨日はユーロが米ドルに対して強く、同時に米ドルは円よりも強い展開でした。
これを受けて、午前中から本日未明にかけてユーロ円が大幅に買われています。

なお、シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事が発言し、ユーロ圏経済の弱さとともにインフレの上振れリスクに言及したと伝わりました。
独仏10年債利回りがこれに反応して上昇したと報じられており、これもユーロ円の上昇を支援した模様です。

本日(2024年1月11日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2024年1月11日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月11日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、158円付近に特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、159円台半ばにも、特に厚い買い注文を確認できます。
現在値よりもやや円高の位置で発注されており、押し目を想定している可能性があります。

その一方、159円台半ばに、特に厚い売り注文があります。
現在値付近で発注されており、ユーロ円の反落を想定している可能性があります。
しかし、159円台前半から円高の範囲では、売り注文が乏しいです。
円高部分でさらに売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年1月11日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルそしてポンドドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年1月11日7時のもの)

直近で最も強い通貨はユーロ、最も弱い通貨は円です。
円は午前中にプラスに進む場面があったものの、1日を通しておおむねマイナス幅を拡大する展開でした。
日中のユーロはゼロ付近で推移し、夕刻以降にプラス幅を広げる動きでした。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年1月11日)の主な経済指標

22:30(米国)消費者物価指数(CPI)
22:30(米国)新規失業保険申請件数

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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