Oanda Pivot indicatorとは?使い方や設定方法
Oanda Pivot indicatorとは?
Oanda Pivot indicatorとはMT4(メタトレーダー4)のチャート上にピボットラインを表示させるインジケーターとなります。
ピボットとは前日の高値、安値、終値を3で割り求められたピボットポイント値という基準値を元に算出されるP、S1、S2、S3、R1、R2、R3の6つの数値をチャート上に表示して分析する方法です。
ピボットの各値の計算方法
各数値の計算方法は次の通りです。
PP(PiotPoint)=(前日の高値+前日の安値+前日の終値)÷3
S1=PP-(前日の高値-PP)
S2=PP-(前日の高値-前日の安値)
S3=S1-(前日の高値-前日の安値)
R1=PP+(PP-前日の安値)
R2=PP+(前日の高値-前日の安値)
R3=R1+(前日の高値-前日の安値)
これらのピボット値がデイトレーダーを中心に注目されることが多く、実際にレジスタンスやサポートになることも少なくないため、利益確定や損切り水準を検討する際に役立ちます。
OANDA Pivot indicatorの設定
OANDA Pivot indicatorの設定画面は次のようになります。
設定項目は以下の通りです。
Timeframe for pivot points:ピボットを算出する時間軸を選択します。通常は日足(D1)で算出しますが、それ以外の足で算出することもできるようになっています。
Number of bars to include:何本の足を使用し算出するかを選択します。通常は1本の足を基準に算出しますが、複数の足の高値、安値、終値を使用し計算することもできます、
Calculation for PP level:基準となるPivotPointの計算方法を選択します。通常は高値、安値、終値を3で割った数値(HLC/3)を選択しますが、他の計算方法で算出することも可能です。
Shows lines all the way across chart:デフォルトでは当日(算出の基準が日足の場合)の部分にのみラインを表示しますが、チャート全体にラインを表示させる場合はYesを選択します。
Show labels for each line:各ラインの名前をチャート上に表示させるかどうかを選択します。
Bar offet for labels:ラベル(各ラインの名称)を右にシフトする場合に使います。数字を入力するとそのチャートの足の本数分右に移動します。
font name for labels:ラインの名前のフォントを選択します。
colour:各ラインの色を選択します。
style:各ラインのスタイルを選択します
Show alerts:アラートを表示させる場合はYesを選択します。
Threshold for alerts:アラートの閾値を設定します。+にすると設定するとアラートの閾値が広がります(つまり、サポートやレジスタンスを一定数超えないとアラートがなりません)。逆に-を入力するとアラートの閾値が狭まり、サポートやレジスタンスのラインを超える前にアラートが発動します。
Units for alert threshold:閾値を広げたり狭めたりする数値をPips数、または数値で指定します。
Oanda Pivot indicatorの使い方の紹介動画
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