MT5（PC版）のOANDA MiniTerminalのスマートラインを使用した注文の発注方法

STEP 11

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OANDAのMT5（PC版）用のインジケーター・ツールをパッケージした「OANDAベーシックパッケージ」に含まれるOANDA MiniTerminalを使用すると、描画したトレンドラインや垂直線に到達したら注文を発注するスマートライン機能を使用することができます。

この機能を使うと、トレンドラインを超えたら注文を発注したり、指定した時間が到来したら決済を行うといった取引も可能になります。

スマートラインを使用した売買

最初に注文のトリガーとなるトレンドラインを描画します。今回の例では、分析用のトレンドラインから少し離した水準に並行してトレンドラインを用意しました。

描画したライン上で「Alt」キーを押しながらクリックすると、スマートラインの設定画面が表示されます。

スマートラインの設定画面は上部のタブで決済の場合と新規の注文の場合を切り分けて使います。

最初に上部のタブで「決済」を選択します。

次に「決済」の部分で決済するポジションを指定します。

保有している全てのロング（買い）のポジションの決済、注文中の注文の取消、保有している全てのショート（売り）のポジションの決済、注文中の注文の取消のほか、個々のポジションを指定して決済することもできます。

「S/L-T/P」では決済注文の種類を逆指値と指値から指定します。

「数量」では、決済するポジション量を％で指定した数量のほか、取引ロット数で指定、また、残すポジション量を指定（最大取引数量）から選択することができます。

このほか、詳細設定で細かい設定を行うこともできます。

最後に「保存」をクリックすると、設定が保存され、価格がラインに到達すると、決済を行います。

新規注文の場合は、「新規注文」で「Buy」または「Sell」を選択、「数量」に取引ロット数、「S/L」に損切り注文の水準をPips数で、「T/P」で利益確定注文の水準をPips数で指定、「Expiry」で有効期限を指定し、「保存」をクリックすると、注文が完了します。

垂直線を使用すると、時間を指定した決済を行うことができます。

最初に決済したい時間に垂直線を描画します。

垂直線の上で「Alt」キーを押しながらクリックし、設定画面で「全ポジションの決済/全注文の取消をします」にチェックを入れます。

「保存」をクリックすると設定が完了します。時間がくると、決済注文を発注します。

スマートラインを使用した取引を行う場合は、MT5から発注するため、インターネットに繋がった状態でMT5および、OANDA MiniTerminalが稼働している必要があります。

このため、MT5を閉じてしまったり、OANDA MiniTerminalを終了してしまうと、注文の発注は行われません。

また、垂直線を使用した注文の場合は、各銘柄の取引時間内でなければ、うまく機能しませんのでご注意ください。

※最初は、デモ口座や少額の取引で動作を確認してから、本番の取引に進むことをお勧めします。