android版MT4（メタトレーダー4）のワンタイムパスワードジェネレータ（OTP）を使ってMT4のセキュリティを高める方法
android版MT4アプリのワンタイムパスワードジェネレータ（以下、OTP）を使って、MT4に登録している取引口座のセキュリティを高める方法を解説します。OTPを設定すると、パソコンのMT4で取引口座へログインする際に、android版MT4アプリで生成されるパスワードを入力する必要があるため、不正なアクセスを未然に防ぐことが可能です。
＜用意するもの＞
・取引口座
・パソコンのMT4
・androidのMT4アプリ
MT4取引口座で2段階認証の設定を有効化する
取引口座のマイページにログインし、「MT4/MT5の2段階認証設定」のページへ移動します。
2段階認証設定をしたいMT4口座（サブアカウント）を選び、「有効化する」ボタンを押します。
androidのMT4アプリでOTPを設定する
次は、androidのMT4アプリを用意し、MT4で取引口座にログインします。アプリのインストールや取引口座へのログイン方法については、こちらの記事をご参照ください。
MT4のAndroidアプリのインストールおよびログイン方法を紹介
android版MT4アプリを起動し、画面左上にあるMetaTrader4のアイコンをタップします。
メニュー一覧が表示されたら、画面上部にある「口座管理」の箇所をタップ。
次の画面で、上部の鍵穴アイコンをタップします。
4桁の確認コードを求められるので、任意の数字を入力しましょう。「確認コードを再度入力してください」というメッセージが表示されたら、最初に入れた4桁の確認コードを再度入力し、次の画面で「アカウントに結合する」を選択します。鍵穴アイコンをタップするたびに入力を求められるので、確認コードは必ず覚えておいてください。
「結合」のチェックボックスがON（チェックが入っている状態）なのを確認し、「マスターパスワード」のところに取引口座のパスワードを入力したら、画面右上の「結合」をタップします。
「ワンタイムパスワードジェネレータは、～に結合されました」というメッセージが表示されたら、「OK」をタップします。これでアカウントの結合設定は完了です。
■パソコンのMT4で2段階認証を確認する
パソコンのMT4を立ち上げ、メニューバーの「ファイル」→「取引口座にログイン」から取引口座にログインします。ダイアログにログインID、パスワードを入力し、サーバを選択して「ログイン」をクリックすると、次のダイアログで「ワンタイムパスワード」が追加されていることが分かります。
そこに、android版MT4アプリのOTPで確認できる6桁の数字を入力しましょう。設定が正しくできていれば、次にMT4を起動したときからワンタイムパスワードが求められる2段階認証となります。
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