1日のうち、どの水準で推移していた時間が長いかの目安を表示するインジケーター「OANDA_Market_Profile」のご紹介
1日のうち、どの水準に長く滞在していたかを可視化
市場では、取引が集中し、値動きが膠着していた水準を上下に抜ける動きとなると、苦しくなった売買いずれかのポジションの損切り注文が増え、短期的にでも値動きに方向感が出てくることがあります。
OANDA_Market_Profileでは、15分足、30分足、1時間足のチャートで1日のうち、どの価格水準にどの程度滞在していたかを表示するインジケーターです。
計測の仕方は、各水準に水平線を描画し、何本のローソク足と交差するかを元にグラフを表示しています。
このインジケーターでは、1日のうちMT5/MT4時間の0:00-10:00(アジア・オセアニア時間)、10:00-15:00(欧州時間)、15:00-0:00(米国時間)の3つの時間のデータを色分け(デフォルトでは、それぞれ、黄色、水色、ピンク)し、表示しているので、各市場でどの水準で活発に取引が行われていたかを予想することができます。
また、グラフの左側に表示されるラインが一番ローソク足が多かった価格水準となる最頻値を示しています。
【OANDA_Market_Profileの色分け】
【滞在時間の多いもみ合いゾーンから抜け出した方向に動いた例】
「OANDA_Market_Profile」を使ったトレードアイデアは、以下の記事を御覧ください。
>「OANDA_Market_Profile」を利用したトレードアイデア
OANDA_Market_Profileのインストール方法
OANDA_Market_Profileはこちらからダウンロードすることができます。
インジケーターのダウンロードが完了したら、MT5またはMT4のメニューの「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。
表示されるエクスプローラーの「MQL5」フォルダ(MT4の場合はMQL4)内の「indicators」のフォルダの中にダウンロードしたex5ファイル(MT5の場合)、またはex4ファイル(MT4の場合)をコピーし張り付けます。
エクスプローラーを閉じ、最後にMT5またはMT4を再起動すると、インストールが完了します。
OANDA_Market_Profileの設定方法
インジケーターの設置
OANDA_Market_Profileを表示するには、チャートを選択した上で、ナビゲーター内の「OANDA_Market_Profile」をダブルクリック、またはチャート上にドラッグ&ドロップします。
このインジケーターは15分足、30分足、1時間足のチャートでのみ動作します。
表示される設定画面で設定を行います。
設定項目
最初にMT5の場合は「仕様」タブ、MT4の場合は、「全般」タブの「DLLの使用を許可する」の部分にチェックを入れます。
【MT5の場合】
【MT4の場合】
その他の設定は主に「インプット(MT4の場合はパラメーターの入力)」タブで行います。
設定項目は次の通りです。
変数名 | 内容 |
---|---|
最新表示 | 当日のデータも表示する場合は「true」を選択します。過去のデータを表示するときは、「false」を選択し次の基準日設定で指定した日から過去のデータのみを表示します。 |
基準日指定 | 最新表示を「false」にした場合にここで指定した日から次の表示日数で表示した日数分過去のデータを表示します。 |
表示日数 | 過去何日分のデータを表示するかを指定します。表示日数が多いとPCへの負荷が増えるため、動作が重くなる可能性があります。 |
ボリュームの色 | 各時間帯0:00-10:00(アジア・オセアニア時間)、10:00-15:00(欧州時間)、15:00-0:00(米国時間)の色を指定します。 |
最頻値の色 | 一番回数の多かった水準を示す最頻値の色を指定します。 |
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