android版MT5（メタトレーダー5）でストップリミット注文を発注する方法
android版MT5アプリでは、MT4には備わっていない「ストップリミット注文」という注文方法を利用することができます。
ストップリミット注文は、指値注文の執行価格をあらかじめ指定しておく予約注文の一つで、指定した価格に到達すると指値注文が自動的に発注される仕組みです。
一般的に、「高値を突破した後の押し目を狙いたい場合」や「安値を割った後の戻りを狙いたい場合」に活用されます。
ストップリミット注文を設定する方法
ストップリミット注文では、「現在よりも不利な価格」と「その不利な価格に到達したときに自動発注する指値価格」の二つの価格を設定します。
ここでは例として、「ドル円が現在の価格よりも安い113.000円に到達したら売り指値注文が発動し、その後、113.500円まで上昇した場合に1ロットで売りエントリーする」というストップリミット注文を入れる方法を紹介します。
（※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。）
まずは新規注文画面を表示し、①で取引する通貨ペアを選択します。
画面右上の「＄」マークをタップすると通貨ペアの一覧が出るので、その中から取引したい通貨ペア名を選びましょう。
ここではドル円を取引するので「USDJPY」をタップします。
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次に、②のところをタップして注文方法を選択します。
今回は現在よりも安い価格に到達した時点で売りの指値注文を入れたいので、「売りストップリミット」をタップします。
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③は取引数量を設定する欄です。
1ロットの買い注文を入れる場合は、ここを「1.00」とします。
取引数量を決定後、④の「価格」で売り指値注文を発動させる価格を、⑤の「ストップリミット価格」で取引したい指値価格を指定します。
今回は、113.000円まで下降したら売り指値を発動させたいので価格の欄に「113.000」と入力。
その後、113.500円まで上昇したところで新規で売りたいのでストップリミット価格の欄に「113.500」と入力します。
最後に⑧の「発注」をタップすれば、ストップリミット注文の発注完了です。
なお、ここでは設定していませんが、新規注文に対する決済注文を同時に設定することも可能です。
損切り価格を設定する場合は⑥の「SL」欄に、利益確定の価格を設定する場合は⑦の「TP」欄に希望する価格を入力しましょう。
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