FX初心者の方

FX初心者向け勉強方法|始めるまでの流れやオススメの勉強方法など詳しく解説


FX取引で成功するためには、「FX取引の勉強」が必要です。

しかし、この勉強について「方法がわからない」「何を学べばいいのかわからない」と迷うFX初心者の方は多く存在します。

この記事では、こうした疑問や悩みを解消するため、FXの勉強方法について総合的にまとめます。

初心者がFX本番取引を始めるまでの流れ

これからFXを始める初心者の方は、すぐに本番取引を行うのではなく、まずはFXを詳しく知ることから始めることが推奨されます。

FXは成功すれば大きな利益を期待できる投資ですが、その反面、失敗すれば大きな損失が生じるリスクもあります。

初心者の多くが、利益を得ることなく相場から退場してしまうといわれており、誰でも容易にFXを続けられないのが実情です。

FXで利益を上げ続けるためには、まずFXについて詳しく理解する必要があります。

また初心者の方は、いきなり取引手法や相場分析など、難しい内容から勉強を始めてしまうケースがあります。

いきなり難易度の高い知識やスキルを勉強してしまうと、理解できず挫折してしまう可能性があるため注意が必要です。

さらに良くないのは、取引手法や相場分析を理解していないのに、本番取引を行ってしまうことです。

ビギナーズラックで利益を得たとしても長くは続かず、最終的には大きな損失を被ってしまいます。

初心者の方がFXで大きな損失を出さないためにも、まずは以下の流れで勉強を行っていくことが推奨されます。

【初心者向け勉強方法:1】FXの基礎知識を学ぶ

FX初心者向けの勉強方法で、最初に重要となるのは「FXの基礎知識を学ぶ」ことです。

ここでは、その基礎知識の中でも特に重要である、3つの内容と最後にオススメの勉強方法を紹介します。

  • ・FXとは何か
  • ・FXの仕組みとリスク
  • ・FXの専門用語
  • ・FXの基礎知識を学ぶためのオススメ勉強方法

FXとは何か

FXとは

FXとは、Foreign Exchange(フォーリン・エクスチェンジ)を略した言葉です。

正式名称は、外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)といいます。

FX取引は、米ドルや日本円など異なる通貨を交換することで、損益が発生する取引です。

この取引で発生した利益を「為替差益」、損失を「為替差損」と呼びます。

FXについて」は、こちらの記事で詳しく解説しています。

FXの仕組みとリスク

外国為替取引の仕組みは、身近な海外旅行を例にするとわかりやすく理解できます。

例えばアメリカ旅行の際、日本円を米ドルに両替しますが、この両替をする行為が外国為替取引です。

出発前が1米ドル=140円として、帰国時には1米ドル=150円に為替レートが変動した場合、1米ドルの価値は10円増えたことを意味します。

このように外国為替取引では、為替レートの変動によって損益が発生します。

為替レート

FXは利益を得られるだけではなく、損失が発生するリスクもあります。

FXを始めるのであれば、FXで発生するさまざまなリスクについて理解しておくことが重要です。

FXの主なリスクは、以下の6つです。

  • ・為替変動リスク
  • ・レバレッジリスク
  • ・ロスカットリスク
  • ・金利変動リスク
  • ・流動性リスク
  • ・システムに関するリスク
為替変動リスクとは「為替相場の変動により損失が生じるリスク」です。

FX取引におけるリスクの大部分は、この為替変動リスクが占めています。

レバレッジリスクとは「レバレッジによって損失が拡大するリスク」です。

このリスクはレバレッジをかけなければ発生せず、低レバレッジに抑えればリスクも小さくなります。

ロスカットリスクとは「投資家の意思に関わらずFX会社による強制決済が行われ損失が確定するリスク」です。

ポジションを保有し続けていれば相場が反転して利益が出る可能性のあるケースでも、ロスカットを受けた時点で損失が確定してしまいます。

金利変動リスクとは「金利の変動によって損失が発生するリスク」です。

2種類の通貨の組み合わせによっては、金利差相当額を投資家側が支払う「マイナススワップ」が発生します。

流動性リスクとは「市場での売買が困難または不可能となるリスク」です。

極端な暴落や暴騰で売買が一方に偏ると「売買相手が見つからず長時間取引できない」「取引が成立しても極めて不利な価格になる」などのリスクがあります。

システムに関するリスクは「投資家側の原因によるもの」と「FX会社側の原因によるもの」に大別できます。

前者は「注文ミス・機器の故障・通信障害」など、後者は「システム障害・個人情報漏洩」などです。

今回紹介した「FXのリスク」は、こちらの記事で詳しく解説しています。

FXの専門用語

FXには、レバレッジやスプレッド、ロスカットなどさまざまな専門用語があります。

それらのうち、特に重要な用語は以下の5つです。

  • ・レバレッジ
  • ・スプレッド
  • ・ロスカット
  • ・スワップポイント
  • ・証拠金

レバレッジ

レバレッジとは、預け入れした資金の何倍も大きな金額で取引を行える仕組みです。

個人口座の場合、最大レバレッジは25倍までと金融庁によって定められています。

例えば4万円の資金で取引を行う場合、レバレッジ倍率を25倍掛けた取引を行えば、100万円分の取引が可能です。

取引量が25倍になる分、同じ値動きでも25倍の損益が発生します。

レバレッジとは

このようにレバレッジは、少ない資金で大きな金額の取引ができたり、資金効率が良い取引が行えたりとさまざまなメリットがあります。

FXのレバレッジ」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

スプレッド

スプレッドとは、売値(Bid)買値(Ask)の差で、事実上の手数料に相当します。

スプレッドとは

一般的にFXの取引手数料は無料ですが、スプレッドは手数料のようなものに相当します。

またスプレッドの大きさは、FX会社やそのFX会社が提供する通貨ペアによって異なります。

 スプレッドの幅が狭いほど、投資家にとって有利な取引が行えます。

FXのスプレッド」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ロスカット

ロスカットとは、証拠金に対して一定割合の損失が発生した場合に、FX会社によってポジションが強制決済される仕組みです。

損失を一定の割合で止めたり、預け入れした資金以上の損失を発生させない仕組みであり、投資家保護の目的があります。

ロスカットとは

しかし、ロスカットが執行されると、預けた資金の大半を失ってしまいます。

ロスカットは便利な仕組みですが、FXを将来的に継続するなら執行されるのは好ましくありません。

また相場状況によっては、証拠金額を超える損失まで値動きした状況で実行される可能性があります。

ロスカットがあるからといって、必ず一定の資産が守られるわけではないことを理解し、高いレバレッジでの取引を避ける必要があります。

ロスカット」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

スワップポイント

スワップポイントとは、2か国間の金利差によって発生する損益です。

FXは金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売る「キャリートレード」を行えば、スワップポイントで稼げます(相場状況によっては、例外的にマイナススワップになる場合もあります)。

スワップポイントとは

例えば2024年10月時点ではメキシコペソの金利が10.50%、日本円の金利が0.25%、つまり10.25%の金利差が発生します。

実際に受け取れるスワップポイントは金利差通りではありませんが、金利差が開いている通貨ペアを取引した方が付与されるスワップポイントも高い傾向にあります。

しかしスワップポイントは、必ず受け取れるものではありません。

場合によっては、支払いが発生する(マイナススワップ)可能性もあります。

また、高金利通貨は価格変動のリスクも大きいため、中長期的に行うスワップポイントを期待した取引では、綿密な戦略が必要です。

スワップポイント」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

証拠金

証拠金とは、FX会社に預け入れる資金のことです。

FX取引では、売買対象である通貨(日本円や米ドル)などを、実際に受け渡すわけではありません。

決済時に生じた損益(差額)のみを、口座内で受け渡します。

この差額(差金)のみを決済する取引を「差金決済取引」といい、FX取引は差金決済取引の一種です。

差額が利益であれば口座内の証拠金に加算され、損失であれば口座内の証拠金が減算されます。

FXの証拠金」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

証拠金増減の仕組み

以上、FX初心者が最低限覚えておきたい専門用語を5つ解説しました。

その他にも「スリッページ」「ボラティリティ」など、FXにはさまざまな専門用語があります。

以下はOANDA証券が提供するFX用語一覧集です。

五十音順に並んでおり、頭文字を選択するだけですぐに知りたい用語を検索できます。

ぜひブックマークをして、わからない言葉が出てきた場合に役立ててください。

また、OANDA証券が監修のもと、FXの専門用語に関する本・書籍「FX用語辞典」を提供しています。

●OANDA証券が監修する本・書籍「FX用語辞典」

OANDA証券が監修した書籍『FX用語辞典』では、FX取引を行う上で必ず覚えておきたい「376語」を詳しく解説しています。

例えば「レバレッジ」「スプレッド」など基本的な専門用語だけではなく、ファンダメンタルズ分析に関する経済用語、テクニカル分析で用いられる専門用語など、幅広く解説しています。

FX用語辞典

また、専門用語解説の間には、FXの経験豊富な専門家によるコラム記事も記載しています。

初心者の方が用語を調べるだけのものではなく、中上級者の方でも参考にできる内容です。

FXの書籍選びで迷っている方は、ぜひ「FX用語辞典」でFXの勉強をしてみてください。

FXの基礎知識を学ぶためのオススメ勉強方法

FXの基礎知識を学ぶためのオススメの勉強方法の1つに、動画やセミナーで学ぶという方法があります。

特に取引ツールなどの操作については、実際に動いている画面を見ながら学べる、動画コンテンツが役立ちます。

また、実績のあるトレーダーや専門家から先端的なスキルや知見を学べるセミナーも有益です。

OANDA証券では、取引ツールのチャート操作や注文方法などを学べる「動画セミナー」を提供しています。

口座開設不要でどなたでもご覧いただけます。

【初心者向け勉強方法:2】FXのデモトレードで取引体験をする

FX取引の基礎知識を学び終えたら、次に必要となる勉強方法は「デモトレードで取引経験を積む」ことが推奨されます。

デモトレードによる学びのステップは、以下の4段階に大別できます。

  • ・デモトレード可能な取引ツールを体験する
  • ・代表的な注文方法を覚える
  • ・相場分析の手法を覚える
  • ・自分に合った取引スタイルを見つける

デモトレード可能な3つの取引ツールを体験する

取引ツール

OANDA証券では、以下の3種類の高度な取引ツールでデモトレードを提供しています。

  • ・fx Trade
  • ・MT4
  • ・MT5

それぞれのツールの特徴を紹介していきます。

fx Trade

fx Trade

fxTradeは、OANDA証券が独自に開発したトレードプラットフォームです。

TradingViewのチャートに対応しており、チャート上から直感的に注文の執行や変更を行えます。

Web版で80種類以上、モバイルアプリ版で約50種類のインジケーターを標準装備しており、描画ツールも50種類以上装備しています。

タブレット・スマートフォン用のアプリも提供しており、どのようなデバイスでも快適に利用できます。

全てのデバイスでアカウントを連動させられるため、自宅でも外出先でも取引することができます。

fxTradeを利用できるデモ口座は、以下のボタンから開設できます。

fx Trade口座開設ボタン

MT4

MT4

MT4(メタトレーダー4)は、MetaQuotes Software(メタクオーツ・ソフトウェア)社が開発した、無料で利用できるFX取引ツールです。

MT4は、以下のような特徴を持ちます。

  • ・自動売買のプラットフォームとして使える
  • ・チャート機能が充実している
  • ・カスタマイズ性が高い

OANDA証券のデモトレードは、MT4にも対応しています。

MT4を利用できるデモ口座は、以下のボタンから開設できます。

MT4口座開設ボタン

MT5

MT5
出典:MT5

MT5(メタトレーダー5)は、MT4の後継版です。

MT4が32bitであるのに対して、MT5は64bitで開発されており、処理速度や標準搭載のインジケーターの数などが向上しています。

ただ、MT4版のカスタムインジケーターや自動売買システム(EA)は、MT5と互換性がないという点に注意が必要です。

OANDA証券のデモトレードは、MT5にも対応しています。

MT5を利用できるデモ口座は、以下のボタンから開設できます。

MT5口座開設ボタン

代表的な注文方法を覚える

FX取引にはさまざまな注文方法があり、状況に応じて適した方法を用いることが重要です。

FXの注文方法で代表的なものを一覧にすると、以下の通りです。

注文方法 意味
成行注文 現在の為替レートで約定させる注文方法
指値注文 現在の価格よりも有利な価格を指定して発注する注文方法
逆指値注文(ストップ注文) 現在の価格よりも不利な価格を指定して発注する注文方法
IFD注文 新規注文+決済注文を同じタイミングで発注する注文方法
OCO注文 2つの注文を発注し、一方が約定した場合にもう一方がキャンセルされる注文方法
IFO注文 IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法
トレーリングストップ注文 自動で損切り注文の水準をスライドさせる注文方法

FXの注文方法」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

相場分析の手法を覚える

運任せの取引では、長期的に利益を上げ続けることは難しいため、相場分析の手法を覚える必要があります。

FXの相場分析の手法は、以下の2つに大別できます。

  • ・テクニカル分析
  • ・ファンダメンタルズ分析

テクニカル分析

テクニカル分析とは、過去の値動きから将来の値動きを予測する相場分析方法です。

チャートの値動きは、投資家心理(欲望や恐怖などの感情)が反映されており、過去と似たような動きをする傾向があります。

テクニカル分析を行う際は、取引ツールに内蔵されているインジケーターを用います。

代表的なインジケーターは、以下の通りです。

インジケーター

上記で紹介したインジケーターの他にも、さまざまなインジケーターが存在します。

テクニカル分析」の記事では、移動平均線やボリンジャーバンドなども含めた多数のインジケーターを詳しく解説しています。

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは、各国の経済動向や政治情勢など、FX市場に影響を与えるあらゆる事象を材料に将来の値動きを予測する分析方法です。

世界各国では、毎日さまざまな経済指標発表や要人発言などがあります。

例えば代表的な経済指標は、政策金利雇用統計消費者物価指数などで、金利動向や雇用状況、物価上昇率などを把握できます。

ファンダメンタルズ分析では、経済指標の結果や要人発言の内容などを分析して相場を予測します。

多くの情報を収集する分析方法のため、情報収集が重要になります。

ファンダメンタルズ分析」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

自分に合った取引スタイルを見つける

FX取引で長期的に利益を上げ続けているプロのトレーダーは、自分の取引スタイルを確立しています。

FXにおける主な取引スタイルを一覧にすると、以下の通りです。

  • ・スキャルピング
  • ・デイトレード
  • ・スイングトレード
  • ・ポジショントレード

それぞれの取引スタイルで用いる主な時間足を表にすると、下図の通りです。

取引スタイル

また、より詳しい違いや特徴を下の表にまとめました。

【各取引スタイルの特徴や違い】
取引スタイル スキャルピング デイトレード スイングトレード ポジショントレード
使用するチャート 1分足~15分足 5分足~日足 1時間足~週足 日足~月足
メリット ・1回のトレードリスクが少ない
・資金効率が良い
・翌日にポジションを持ち越さない
・1回のトレードリスクが少ない
・資金効率が良い
・翌日にポジションを持ち越さない
・一度に狙える利益はデイトレより大きい
・相場に張り付く必要がない
・ポジショントレードより取引機会が多い
・一度に大きな利益を狙うことができる
・相場に張り付く必要がない
デメリット ・取引回数が増えるためスプレッド分のコストがかさむ
・一度に大きな利益は期待できない
・トレード中は相場に張り付く必要がある
・一度に大きな利益は期待できない
・相場を頻繁にチェックする必要がある
・1回のトレードリスクが大きい
・ポジションを翌日に持ち越すためストレスが大きい
・週を跨いでポジションを持つと週末リスクがある
・1回のトレードリスクが大きい
・トレードチャンスは少ない
・ポジションを翌日に持ち越すためストレスが大きい
・週を跨いでポジションを持つと週末リスクがある

以下、それぞれの取引スタイルについて説明します。

スキャルピング

スキャルピングとは、1回の取引を数秒~数分といった短時間で完了させる取引スタイルです。

1日に数回~数十回程度取引を行い、小さな利益をコツコツ積み重ねます。

ポジションを保有している時間が短いので、資産価値の増減によって精神的な負担が大きくなることを防げます。

ただし1日に何度も取引を行うスキャルピングは、瞬時の判断力や決断力が必要です。

デイトレード

デイトレードとは、1回の取引を数十分~1日までの時間で完了させる取引スタイルです。

前述したスキャルピングよりも少しポジションを保有する時間が長く、1日の中で数回程度取引を行い利益を積み重ねていきます。

スキャルピングはパソコンに張り付いて常に取引を行いますが、デイトレードは1度ポジションを保有すればすぐに決済しません。

1日の中でチャンスを待ち、その日のうちに決済するスタイルなので、スキャルピングよりも比較的ゆったりと取引を行えます。

スイングトレード

スイングトレードとは、ポジションを数日~数週間程度保有し、中長期間で完了させる取引スタイルです。

4時間足や日足など、中長期の時間足を見て取引を行うので、取引機会はそれほど多くありません。

1度の取引で大きな利益を期待できますが、利確のスキルや、安定したメンタルが求められます。

相場は基本的に上下に変動しながら一方向へ進むので、ポジション保有中は資産価値の増減が発生します。

仮に資産が減少しても、自分が決めた決済場所までは保有するという安定したメンタルが必要です。

ポジショントレード

ポジショントレードとは、数週間〜数年単位でポジションを保有して利益を狙う取引スタイルです。

スイングトレード以上に取引機会が少なく、FX取引にほとんど時間を割かなくて良いことが特徴です。

数年単位の長期投資となることも多く、他の取引スタイルと比較すると、テクニカル分析よりもファンダメンタルズ分析の重要性が高まります。

また、長期間ポジションを保有する分、大きな逆行に直面することも多くなりますが、一時的な逆行に一喜一憂しない精神面の強さも重要となります。

●OANDA証券が提供するオリジナルツール一覧

OANDA証券では、30以上のオリジナルツールを提供しています。以下の画像は、提供するオリジナルツールの一部です。

OANDA証券が提供するオリジナルツール

例えばOANDA証券の代表的なツール「OANDAオーダーブック」なら、未約定のオーダー状況や保有中のポジション状況を分析できます(OANDAグループの顧客の取引状況のみ)。

損切りや利益確定を判断する際、参考にできるツールです。

OANDA証券では、FXの相場分析に役立つオリジナルツールを豊富に提供しています。

オリジナルツール一覧は、こちらの記事から確認できます。

オリジナルツールは基本無料で利用できます。

ただし、OANDA証券の口座をお持ちの方とお持ちでない方では、更新頻度などの点に差があります。

より良い条件で情報を取得するなら、OANDA証券の口座開設を検討してください。

口座開設ボタン

【初心者向け勉強方法:3】FX会社に資金を入金して実際に取引を始める

FX会社に資金を入金して実際に取引を始める

FX会社に資金を入金し、実際に取引を始める」ステップについて解説します。

FX会社に資金を入金し、実際に取引を始める際に意識すべきポイントは、以下の通りです。

  • ・目的・目標を決める
  • ・自分のトレードを振り返る
  • ・取引方法に合わせた資金管理をする

目的・目標を決める

FXの本番取引を始める前に、まず目的や目標を決めておくことが推奨されます。

・目的とは?
最終的に達成したいことを示す言葉
例)家やマンションを購入する、親孝行をする、社会貢献をする

・目標とは?
目的を達成する上での過程を示す言葉
例)1か月で○○円の利益を得る

FXで本番取引を始めると、上手くいかない時期が続き辞めたくなる時もあります。

明確な目的や目標を持つことで、上手くいかない時でもモチベーションの維持に繋がります。

また初めから高い目標を立てるのではなく、小さい目標を立てそれを達成することが大切です。

小さい目標をコツコツと達成させることで、目的の達成に繋がります。

自分のトレードを振り返る

自分のトレードを振り返る

FXの本番取引を始めたら、自分のトレード内容の振り返りをすることが大切です。

実践したトレード内容を振り返ることで、トレードの癖が理解でき改善点を明確化できます。

トレード内容は、主に以下のことを振り返ることが推奨されます。

  • ・なぜ取引を行ったのか?(取引を行った根拠)
  • ・取引に成功した際は、どこで利確を行ったのか?(利確を行った理由)
  • ・取引に失敗した際は、なぜ失敗したのか?(自分なりに分析をする)
  • ・ポジションを保有している間どんな気持ちだったのか?
  • ・なぜルール通りに取引を行えなかったのか?

取引を行った根拠や失敗した原因を分析するのは一般的ですが、ポジションを保有した時の精神状態やルールを破った時の精神状態など、その時の気持ちも記録を残すことが成長につながると考えられます。

取引時の精神状態も分析することで、先ほど解説した「取引スタイルの見つけ方」に役立ちます。

FXで利益を上げ続けているプロのトレーダーは、必ずトレード内容を振り返っています。

精度の高い取引を目指すためにも、取引終了後には必ず振り返りを行うことが重要です。

取引方法に合わせた資金管理をする

FX取引を始めると、相場分析や取引手法などに力を注ぎがちですが、資金管理のスキルも重要です。

資金管理を行わずに取引を始めれば、大きな損失が発生してしまうリスクが高まります。

さらに「勝率は悪くないのに想定通り資金が増えない」といった問題も、生じる可能性があります。

FXで長期的に利益を上げ続けるには、相場分析や取引手法を覚えることも大切ですが、資金管理の方法を勉強しておくことが推奨されます。

OANDA証券では、資金管理に関するコンテンツを豊富に提供しています。

資金管理について勉強をしたい方は、以下の記事を参考にしてください。

●OANDA証券が提供する資金管理のコンテンツ

FXの資金管理を行うために、「これだけは読んでいただきたい」というコンテンツを4つ紹介します。

資金管理を勉強する際の参考にしてください。

1.FXのリスクリワードとは|意味・計算式や目安について解説

1回の取引でとるリスクに対して、どのくらい利益を上げているかを数値化する「リスクリワード」比率の出し方について解説します。

リスクリワード比率を出すことで、将来的に利益を上げ続けられるかを確認できます。

2.FX資金管理のやり方②適切なポジションサイズの設定

FXを投資として考えるのであれば、1回のトレードでとるリスクを考える必要があります。

1回のトレードでとるリスク、つまりポジションサイズの決め方について解説します。

3.FX資金管理のやり方③1日の最大損失額、連敗数の設定

FXでは損失を取り返そうとして無理な取引を行い、その結果短期間で大きな損失を発生させるのはよくある失敗パターンです。

損失を発生させた場合「どのくらいの損失なら問題ないのか」「どのくらい連敗しても良いのか」について解説します。

4.FX資金管理のやり方④1日のトレード回数、同時に保有する銘柄数について

トレード回数は資金管理に直接影響するものではありません。

しかし無駄な取引を何度も行い、その結果大きな損失を発生させてしまうと、資金管理のコントロールが崩れてしまいます。

1日のトレード回数も、資金管理をする上で大切です。

FXの勉強方法に関するQ&A

ここでは、FXの勉強方法について、よく見られる以下の疑問点に回答します。

  • ・FXの勉強はどれくらい時間がかかりますか?
  • ・FXを勉強したら稼げるようになりますか?
  • ・FXの勉強は意味がありますか?
  • ・FXの勉強における注意点は何ですか?

FXの勉強はどれくらい時間がかかりますか?

座学全体に必要な時間については、目指すレベルによってさまざまな目安時間が多くの経験者によって示されています。

学ぶべき内容は、FXの基礎(仕組み)、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析、トレードテクニック、資金管理など、多岐に渡ります。

「2週間〜2か月程度」という人もいれば「800時間〜1,000時間」という人もいて、いずれの説をとる場合でも、一定レベルの知識を修得するにはそれなりの時間がかかります。

FXを勉強したら稼げるようになりますか?

FX取引について、勉強しないよりは勉強した方が、稼げるようになる確率は高いといえます。

しかし、「勉強すれば必ず稼げる」ということはなく、あくまで「勉強しないよりは良い結果を出しやすい」ということです。

「勉強」が座学の意味であれば、座学だけで稼ぐことはできないため、実践を積み重ねる必要があります。

逆に「実践での勉強」という意味であれば、座学の勉強以上に稼ぐ能力に繋がりやすくなることが期待できます。

しかし、実践での勉強も「ただ回数だけ重ねる」学び方と、「1つ1つの取引に意味を持たせて行う」学び方では、大きな差があります。

実践での勉強は「回数・時間」だけでなく「質」も重要であることを認識しておくことが必要です。

FXの勉強は意味がありますか?

FX取引の勉強には、当然意味があります。

しかし「勉強するだけで実践での取引経験を積まない」のであれば、トレードのスキルは身につきません。

トレードでは知識だけでなく、以下のようにさまざまな能力が要求されます。

  • ①:テクニカルやファンダメンタルズの分析能力
  • ②:冷静な判断能力
  • ③:十分な資金を動かせる資金力

特に①は、勉強によって伸ばしやすい能力です。

しかし、それ以外の能力は実践によって伸びるものであり、勉強と並行して多くの実践経験を積む必要があります。

FXの勉強における注意点は何ですか?

FX取引の勉強における注意点の一つは、悪質なセミナー、教材、ツールなどです。

FX取引に関する悪質なセミナー・教材・ツールについては、国民生活センターも注意喚起を行っています。

国民生活センターによれば、以下のような勧誘・販売の手口が報告されています。

セミナー SNS上の投資グループなどから勧誘 など
教材 中身が宣伝内容と異なる高額な情報商材を売りつけるなど
ツール 自動売買システムを50万円などの高額で販売 など

FX取引の勉強は一朝一夕で成果が出ることはなく、地道な研究と投資の実践が必要です。

安易な成功をうたうセミナー・教材・ツールなどには十分に注意が必要です。

【まとめ】FX初心者向け勉強方法|始めるまでの流れやオススメの勉強方法など詳しく解説

FX取引の勉強方法は「基礎知識を学ぶ」「デモトレードを行う」「実際に取引を行う」という3つのステップで考えることができます。

基礎知識については、以下のコンテンツでFX初心者の方向けにわかりやすく解説しています。

デモトレードと実際の取引については、FX初心者でも取引しやすい環境が整備されているFX会社を選ぶことが重要です。

さらに、相場の分析に役立つツールが提供されているFX会社であれば、より有利に取引を進めやすくなります。

OANDA証券では、デモトレード・リアルトレードの双方で、高い操作性と安定性を追求した、快適な取引環境を提供しています。

また、テクニカル分析で役立つ独自開発のインジケーターも、複数提供しています。

OANDA証券でのお取引に興味をお持ちいただけた方は、以下のボタンから口座開設をご検討ください。

口座開設ボタン

FX初心者にオススメのコンテンツ

CCI

これからFXを始める初心者の方向けに、豊富なコンテンツを提供しています。コンテンツを読み進めていくことで、初心者の方でもFXをスムーズに始めることが可能です。またOANDAの口座保有者だけが使えるOANDAオリジナルインジケーターも提供しています。是非OANDAの口座開設をご検討ください。

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Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
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