チャート上のキリのよい数字に水平線を引くインジケーター「OANDA_Round_Number」のご紹介
チャート上のキリのよい数字に水平線を引くインジケーター「OANDA_Round_Number」
OANDA_Round_Numberはチャート上のキリのよい水準に水平線を表示するインジケーターです。
例えば、「10Pipsや20Pips、50Pipsごとのキリのよい水準にラインを引く」ということ等ができます。
【ドル円のチャートに10Pipsごとにラインを表示した例】
※MT5/MT4のチャートの設定でグリッドを消しておくと、余計な線が消え、キリの良い水準のみになります。
このインジケーターは複数回、重ねて設定することができますので、例えば、10Pips、20Pips、50Pips、100Pipsのそれぞれのラインの色や種類を変えて表示することができます。
重ねて表示する場合は後から設定するものが上書きされる仕様となっていますので、細かい刻みのものから順に設定を行います。
【複数(10Pips、20Pips、50Pips、100Pips)表示した例】
上記の例の場合、4種類のラインを表示するので4回設定を繰り返しています。
【表示中のインジケーターの表示】
OANDA_Round_Numberのインストール方法
OANDA_Round_Numberはこちらからダウンロードすることができます。
インジケーターのダウンロードが完了したら、MT5またはMT4のメニューの「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。
表示されるエクスプローラーの「MQL5」フォルダ(MT4の場合はMQL4)内の「indicators」のフォルダの中にダウンロードしたex5ファイル(MT5の場合)、またはex4ファイル(MT4の場合)をコピーし張り付けます。
エクスプローラーを閉じ、最後にMT5またはMT4を再起動すると、インストールが完了します。
OANDA_Round_Numberの設定方法
インジケーターの設置
OANDA_Round_Numberを表示するには、チャートを選択した上で、ナビゲーター内の「OANDA_Round_Number」をダブルクリック、またはチャート上にドラッグ&ドロップします。
表示される設定画面で設定を行います。
設定項目
最初にMT5の場合は「仕様」タブ、MT4の場合は、「全般」タブの「DLLの使用を許可する」の部分にチェックを入れます。
【MT5の場合】
【MT4の場合】
その他の設定は主に「インプット(MT4の場合はパラメーターの入力)」タブで行います。
主な設定項目は次の通りです。
変数名 | 内容 |
---|---|
Pips数 | 水平線を引く間隔をPips数で指定します。 Pips数についてはこちらをご参照ください。指定したPips数で割り切れる水準にラインが表示されます。 |
水平線の色 | ラインの色を指定します。 |
水平線のスタイル | 水平線の種類を選択します。Dot(点線)、Solid(直線)、Dash(破線)、Dashdot(破線と点線の組み合わせ)、Dashdotdot(破線、点線、点線の組み合わせ)から選択することができます。 |
水平線の太さ | 水平線の太さを指定します。 |
表示する時間足の設定
短い時間軸の足でチャート分析を行うことを想定して設定したラインを表示したチャートを長い時間軸に切り替えたときに、ラインの数が多くなってしまい、非常に見にくくなってしまうことがあります。
このような場合は設定画面の表示選択の部分で表示する時間足を選択することができるので、「すべての時間足に表示」の部分のチェックを外し、表示したい時間足のところにだけチェックを入れます。
【狭い間隔でラインを引いた後に長い時間足に切り替えた場合の例】
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