【東京サーバ】2018年10月18日午前3時の米ドル円のレートについて
弊社の東京サーバにおける 日本時間2018年10月18日午前3時のUSDJPY.oj5kのレートに関して、以下の通りご説明させていただきます。
東京サーバのレートは弊社のLP(カバー先)から提供されたレートを元に算出されたレートを提供しています。
当日の午前3時は米国連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の公開が予定されておりました。この発表を警戒し、LPのスプレッドが通常よりも拡大したことにより、弊社のスプレッドも併せて拡大し、短期間でBid価格の急激な下落となりました。LPが提示するBid側の価格が低下したのは、短期的な上昇基調が続いた後ということもあり、経済イベントの発生後に短期的に売りが増えることが予想されたこと等が原因と考えられます。
【日本時間2018年10月18日午前3時のドル円のBidとAskの価格の推移】
【日本時間2018年10月18日午前3時のドル円のスプレッドの推移】
また当時東京サーバの5K米ドル円に関して、よりタイトなスプレッドで商品を提供することを条件に、1行と限定的にカバー取引を行っておりました。その際に上述のマーケット状況から一時的に広いスプレッドの配信を受けてしまったために、お客様へ配信するレートもそれに合わせて広がりました。また他のお客様からのご意見もあり現在当社ではカバー先を他の通貨ペアと同様、ドル円でも全てのカバー先を追加する事としました。
東京サーバでは全ての顧客取引をLPでカバー取引を行い、顧客の取引価格と弊社のヘッジ価格の差にて収益を上げるという収益モデルを採用しており、お客様の損失が弊社の利益になるという収益モデルではございません。このため、故意に顧客に不利なレートを提供したとしてもOANDA側の利益にはならず、ストップ注文を約定させ収益を上げる(いわゆるストップ狩り)ような行為を行うメリットはなく、そのような行為は一切行っておりません。日本時間朝方のスプレッドなども同様の説明になります。マーケットの慣習として銀行間のリクイディティの厚さによりスプレッドは絶えず変化しております。
現在はLPの数を増やした結果、当時に比べより安定したレート提供に努めております。また弊社では説明責任をしっかり果たすべく、最良執行方針をドキュメント化し、どなた様でも参照できるよう弊社HPに掲載予定でおります。他国オアンダ、また専門家及び内部コンプライアンス等々と文書化を調整の上、半年後を目途に正式な書面を出せればと考えております。
引き続きオアンダを宜しくお願い申し上げます。
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