FXに関するコラム・豆知識

AutoChartist(オートチャーティスト)Web版の使い方

オートチャーティストは、チャートパターンの発生を自動で検出することができる便利なツールです。うまく活用すると、分析時間を大幅に短縮することができます。

ここではオートチャーティスト(Web版)の基本的な使い方をご案内いたします。


Web版のオートチャーティストへのアクセス方法


Web版のオートチャーティストは、Web版のfxTradeの左のメニューのチャーティストをクリックするとブラウザに新しいタブが開きます。

   

新しいタブには、Web版のオートチャーティストが表示されます。

   

Web版のオートチャーティストでできること


オートチャーティストでは主に次の3つの分析を行うことができます。

 

チャートパターンの検出


68通貨ペアのチャートで18種類のパターン等の発生を自動で判別

オートチャーティストは、OANDAのNYサーバーで取扱いのある68通貨ペアにおけるチャートパターンの発生状況や、キーレベル、フィボナッチなどの水準を自動的に算出し、ターゲット価格や、予想レンジを表示するツールです。

FX市場をはじめとする価格の推移は、山(高値)と谷(安値)を形成し、ジグザクとした形を作って動いていきますが、過去の値動きのパターンに当てはめることで、相場の天井、大底、値幅予測など、到達するべきであろう価格を予想する事ができます。

ただし、複数ある銘柄、時間足のチャートをすべて目で確認していると、膨大な時間と労力がかかってしまいます。

このオートチャーティストを使うと、パターンが形成されたチャートを自動で検出してくれるので、分析の時間を大幅に短縮することができます。

 

検出できるパターン等

Ascending Triangle(アセンディング・トライアングル)、 Channel Down(チャネル・ダウン)、 Channel Up(チャネル・アップ)、 Descending Triangle(ディセンディング・トライアングル)、 Double Bottom(ダブル・ボトム)、 Double Top(ダブル・トップ)、 Falling Wedge(フォーリング・ウェッジ)、 Flag(フラッグ)、 Head and Shoulders(ヘッド&ショルダー)、 Inverse Head and Shoulders(逆ヘッド&ショルダー)、 Pennant(ペナント)、 Rectangle(レクタングル)、 Rising Wedge(ライジング・ウェッジ)、 Triangle(トライアングル)、 キーレベル、 フィボナッチパターン、 連続ローソク足、 大きな動き

 

高的中率トレード機会【OANDA限定の機能】

画面上部のメニューの「高的中率トレード機会」のタブでは、発生しているパターン等の中から、過去の検証における的中率の高いもののみに絞り込んだデータを表示することができます。

絞り込みを行う場合は、「最小確率%を設定」のプルダウンから最小確率を選択すると、それ以上の確率のものが表示されます。

   

すると、条件に合致したチャートが表示されます。検出された各データは、パターンの発生したチャートの銘柄、時間足、パターンの名称、勝率、予測価格、チャートが表示されます。

   

トレード機会

パターンが発生しているチャートを表示します。設定の部分をクリックすると、絞り込みのための設定画面に遷移します。

   

設定画面では、銘柄名やパターンの種類や状態を指定して、絞り込むことができます。

青色が選択されている状態で、灰色が選択していない状態で、クリックすると切り替えることができます。

   

検出されたそれぞれのデータは、銘柄名、時間足、発生しているパターン名、検出した時間が表示されるほか、状態、今後の値動きの予測を簡潔にまとめた文章、チャートが表示されます。

   


ボラティリティの分析


メニューの「ボラティリティ分析」のタブでは、ボラティリティ(変動幅)の分析を行うことができます。

ボラティリティの画面では、過去の値動きから予想されるレートの変動幅予測(1時間、4時間、1日)のグラフや時間毎の変動幅、1日あたりの変動幅(曜日別)のグラフが表示されます。

時間毎の変動、1日当たりの変動のグラフでは、現在の時間帯、曜日の部分がオレンジにハイライトされます。

他の銘柄のデータが見たい場合は、下の銘柄名の部分をクリックすると、クリックした銘柄のグラフを表示することができます。

銘柄は、変動率が高い順に1ページあたり6銘柄ずつ表示されています。

    ※日本語版ではグラフの一部が文字化けしている部分があります。


パターンの発生件数や成功率のチェック


「パフォーマンス統計」のタブでは、パターンを検知した数、的中数、的中率をチェックすることができます。

「全て」、「パターン」、「通貨ペア」、「方向」、「時刻」、「時間足」別のデータもチェックできるので、様々な角度で、パターンの発生状況を確認できます。

   

その他


メールマガジンの登録

メッセージ&警告のタブでは、Autochartist社が発行するメールマガジンに登録することができます。登録すると、指定した内容のメールを受け取ることができるようになります。

     

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