NY株式サマリー(20日)=ダウ139ドル高と5日ぶりに反発

市場概況
◆ダウ平均: 43408.47 +139.53 +0.32%
◆S&P500: 5917.11 +0.13 +0.00%
◆NASDAQ:18966.143 -21.33 -0.11%

 20日のNY株式相場は小動き。予想を下回る決算や見通し引き下げが嫌気されたターゲットが21%安と急落し、小売株全般が下落したものの、引け後のエヌビディアの決算発表を前に、積極的な取引は控えられた。前日まで4日続落したダウ平均は139.53ドル高(+0.32%)と反発して終了したが、S&P500は0.13%高(0.00%)とほぼ横ばいで終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.11%安と3日ぶりの小幅反落となった。S&P500の11セクターはヘルスケア、エネルギー、素材など6セクターが上昇し、一般消費財、金融、ITなど5セクターが下落した。小売株はターゲットの決算を受けてダラー・ゼネラルが4.22%安、ダラー・ツリーが2.61%安となり、アマゾン・ドット・コムも0.85%下落した。

 エヌビディアは引け後の決算発表を控え、通常取引では前日比0.76%安で終了。発表された8-10月期決算は売上高と利益が市場予想を上回り、データセンター向け売上高も予想を上回ったが、年初から約200%上昇した株価は時間外で一時5%超下落後、2%安で推移。その後、ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)のカンファレンスコールを受けて約1%安での推移となっている。


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