香港株サマリー(19日)

市場概況
続伸、米長期金利の低下を好感も上値重い

 19日の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。終値は前日比0.44%高の19663.67ポイントだった。中国企業指数は0.36%高の7082.21ポイント。メインボードの売買代金は概算で1219億7000万HKドル。

 ハンセン指数は総じてプラス圏でもみ合った。米ドル高の一服と米長期金利の低下が好感されたほか、指数が9月25日以来の安値圏で推移しているとあって、値ごろ感からの買いが相場を支えた。ただ、米利下げ観測の後退、米中関係の悪化への警戒感が引き続き重荷となり、上値の重さが目立ち、小幅ながら前日終値を割り込む場面もあった。

 ハンセン指数構成銘柄では、スマホ部品・受託製造のBYDエレクトロニック(00285)、2024年7−9月期決算を発表したトリップ・ドットコム(09961)、産金大手の紫金鉱業集団(02899)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)が大幅高。スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、新興自動車メーカーの理想汽車(02015)、医薬品ネット通販の京東健康(06618)なども買いを集めた。半面、不動産管理サービスの華潤万象生活(01209)が安い。決算発表を終えたスマホ大手の小米集団(01810)が反落。前週末に決算を発表したネット通販大手のアリババ集団(09988)が続落した。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.23%高の4395.04ポイントと3営業日続伸。BYDエレクトロニックとトリップ・ドットコムのほか、蔚来集団(09866)、小鵬汽車(09868)が上昇率上位。半面、小米集団、アリババ集団、ネットイース(09999)、東方甄選(01797)が下落率上位だった。


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 香港株サマリー(19日)