日経平均サマリー(18日午前)

市場概況
日経平均は大幅反落 中外製薬など薬品株が弱い

 18日の日経平均は大幅反落。前引けは299円安の38343円。米国株安や円安一服を嫌って、300円超下げて始まった。下げ幅を400円超に広げて38100円台に入ったところで売りは一巡。安値は早い時間につけた。ただ、切り返して一時下げ幅を2桁に縮めるも、38500円を超えてくると改めての売りが出てきた。マイナス圏で方向感に欠ける動きが続き、300円近い下落で前場を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆9100億円と2兆円には届かず。業種別では鉄鋼、海運、パルプ・紙などが上昇している一方、医薬品、機械、電気機器などが下落している。3Qの大幅増益着地が好感されたミルボン<4919.T>が急騰。半面、15日の米国ではトランプ次期大統領がワクチン懐疑派のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏を米保険福祉省長官に据える意向を表明したことで薬品株が売られており、この流れを受けて中外製薬<4519.T>やエーザイ<4523.T>など薬品株の多くが大幅安となっている。



日経平均
 38343.39 -299.52
先物
 38320 -350
TOPIX
 2698.86 -12.78


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