先週金曜日(2025年1月24日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.863(-0.045)<-1.15%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは続落。
23日(木)にEIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計が発表されており、これが24日(金)の値動きにも影響したと報じられています。
同統計では在庫減少幅が市場予想よりも少なく、発表後のNATGAS価格は下落で推移していました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ6万9,000の売り越しでした。
売り越し幅は9週連続で縮小しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年1月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成し、小幅安ながら2営業日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足が重なっており、上昇圧力は弱まっています。
1月17日の大幅安の後は、17日の安値水準で値動きが停滞中です。
目先は、直近安値を更新して下落を再開するか、反発して17日の下落の回復に向けて上昇するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばからジリ安が進んだ後、大きく反発したものの始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連後に陽転し、ローソク足は平均足の上にありトレンド転換を示唆しています。
1月22日安値と23日高値のレンジの間で小動きの1日となりました。
レンジを上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から6基減少して472基でした。
稼働数は4週連続で減少し、470基台前半を記録したのは2021年12月以来です。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基増加して99基でした。
稼働数は3週ぶりに増加しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で223bcf(10億立方フィート)減少し、2892bcfでした。
減少幅は2週連続で200bcfを超え、在庫量は直近5年間の平均に近づきつつあります。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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