WTI原油見通し(市況ニュース):ウクライナ情勢の緊迫化が影響し、原油価格は反発(2024年11月22日)

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昨日(2024年11月21日)のWTI原油動向振り返り

  • 終値:70.421(+1.094)<+1.58%>

※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

USOILは夕刻以降に上昇。

ロシアがウクライナに対してICBM(大陸間弾道ミサイル)を使用したと報じられました。
ウクライナ情勢の緊迫化が伝えられており、これがUSOIL価格の上昇要因だった模様です。

その一方、ドルインデックスが上昇しており、これはUSOIL価格にとってマイナスとされています。
昨日は価格上昇要因が勝る展開でした。

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月22日)のチャートテクニカル分析

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月22日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、70ドルに到達しました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足が平均足を上抜きつつあり、下落圧力は限定的です。
11月18日安値を底値とする緩やかな上昇が続いています。
目先は、70ドル到達後も上昇が続くか、70ドル到達で上昇一服となり反落するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引半ばから大きく上昇し、一時的な反落はありましたが最終的に上昇後の水準で取引を終えました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
前日高値の切り上げが続いており、18日の安値を底値とする上昇トレンドが始まりつつあります。
目先は、上昇トレンドが進むか、70ドル台で上値が抑えられるかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年11月15日時点の米国の原油リグ稼働数は478基でした。
前週から1基減少し、直近は470基台で推移しています。

石油・天然ガス採掘装置(リグ)の稼働数の推移はこちら

原油在庫の推移(週間)

原油在庫の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年11月15日時点の原油在庫は前週比で54.5万バレルほど増加し、およそ4億3029万バレルです。
3週連続で増加しており、一般的に原油在庫の増加は原油価格にマイナスの影響を与えるとされています。

石油・天然ガス貯蔵量の推移はこちら

またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート

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