昨日(2024年11月19日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:69.613(+0.206)<+0.30%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは2営業日連続で上昇。
ドルインデックスが夜以降に弱含んで推移しており、これがUSOIL価格の上昇に寄与したと報じられています。
また、ウクライナ情勢に関連し、ロシアが核ドクトリンを改定して使用条件を緩和した旨が報じられました。
これも、USOIL価格の上昇に影響したと考えられます。
なお、API(米石油協会)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ475万バレルの増加でした。
日本時間早朝の発表だったこともあり、USOILは大きな反応を示していません。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月20日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月20日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成して2日続伸となりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており下落圧力は限定的です。
69ドル付近を上値とする攻防が続いていますが、19日は一時的に70ドルに到達しました。
目先は、69ドル付近で攻防が続くか、70ドル到達を契機に上昇が進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
69ドル台半ばを中心に上下が続く1日となりました。
平均足は陰線と陽線が交互に現れ、ローソク足は平均足と重なる状態が続いており明確な方向性は出ていません。
わずかながら前日18日を切り上げており、18日安値を底値とする上昇トレンドが始まる可能性があります。
目先は、上昇が続き上昇トレンド入りするか、引き続き69ドル台で上値が抑えられる状態が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年11月15日時点の米国の原油リグ稼働数は478基でした。
前週から1基減少し、470基台での推移が続いています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年11月8日時点の原油在庫は前週比で208.9万バレルほど増加し、およそ4億2975万バレルです。
直近は増加が続いており、一般的に原油在庫の増加は原油価格にマイナスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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