昨日(2024年11月19日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は最終的に円安。
ウクライナ情勢に関連し、ロシアが核ドクトリンを改定して核兵器の使用条件を緩和した旨が報じられました。
この時間帯の円は他の主要通貨に対して強く、豪ドルに対しても同様です。
リスク回避の円買いが進んだと考えられます。
円高の勢いが止まると、深夜以降は円安方向に戻る展開でした。
最終的に、18日終値に比べて円安で取引を終えています。
なお、豪準備銀行(RBA)理事会議事要旨が公表され、現時点で政策金利変更の必要性はない旨が報じられています。
また、加藤財務相が発言し、急激な為替変動に適切に対応する旨が伝えられています。
本日(2024年11月20日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月20日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、99円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
しかし、現在値周辺や円安の範囲では、買い注文が薄いです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、101円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
また、99円台半ばにも、厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月20日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円、ポンド円、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ユーロドルとも相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月20日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はユーロです。
円はプラス圏で大きく上下動し、未明にマイナスに転じました。
豪ドルはゼロを挟んで動き、日付が変わってからプラス幅を広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月20日)の主な経済指標
16:00(英国)10月消費者物価指数(CPI)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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