WTI原油見通し(市況ニュース):米国がウクライナに直接関与する可能性が意識され、原油価格は反発(2024年11月19日)

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昨日(2024年11月18日)のWTI原油動向振り返り

  • 終値:69.407(+2.185)<+3.25%>

※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

USOILは上昇。

米国はウクライナに対し、米国製兵器でのロシア攻撃を容認したと報じられています。
米国が直接的に紛争に関与する可能性について意識された模様で、これを受けてUSOIL価格が上昇したと伝えられています。

また、ノルウェーの大規模油田が操業を停止しており、これも価格上昇に寄与したと考えられます。

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月19日)のチャートテクニカル分析

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月19日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は陽線を形成して上昇したものの、直近安値も更新しています。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており下落圧力は限定的です。
前営業日15日の下落幅以上に18日は上昇しており、引き続き68ドル付近の攻防が続く形となりました。
68ドル付近の攻防の行方に注目です。

<1時間足チャート分析>

当日安値付近での寄り付き後、終日上昇して取引を終えました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
上昇したものの、依然として8日から進んだ下落の安値圏に留まる状態です。
18日の上昇を契機に、安値圏を上方にブレイクするかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年11月8日時点の米国の原油リグ稼働数は479基でした。
直近は470基台まで減少しています。

石油・天然ガス採掘装置(リグ)の稼働数の推移はこちら

原油在庫の推移(週間)

原油在庫の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年11月8日時点の原油在庫は前週比で208.9万バレルほど増加し、およそ4億2975万バレルです。
2024年9月後半から増加基調が続いています。

石油・天然ガス貯蔵量の推移はこちら

またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート

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