昨日(2024年11月18日)のドル円動向振り返り
ドル円は夜にかけて円安。
朝のドル円は大きく上下動して不安定な動きでした。
植田日銀総裁の発言を控えて売買が交錯し、発言後も活発な取引が行われた模様です。
植田日銀総裁の発言内容については、市場が警戒したほどタカ派的でなかったと報じられています。
値動きが落ち着いた後は円安トレンドが形成され、この動きは夜まで継続しました。
なお、日本で機械受注が発表され、市場予想よりも弱い数字でした。
また、米国でNAHB住宅市場指数が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
これらに対して、ドル円は大きな反応を示していません。
本日(2024年11月19日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月19日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、151円台半ばから155円台前半にかけて買い注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い圧力の強さがわかります。
その中でも、155円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、157円付近に、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の模様です。
また、153円台後半にも、特に厚い売り注文を確認できます。
サポートライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月19日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だったのはユーロ円とポンド円です。
豪ドル円とも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月19日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、日付が変わってから横ばいに転じました。
ドルはゼロ付近で上下動し、深夜以降にマイナス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月19日)の主な経済指標
09:30(豪州)豪準備銀行、金融政策会合議事要旨
19:00(ユーロ)10月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)
22:30(カナダ)10月消費者物価指数(CPI)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。