ホンダ、二輪世界シェア5割目標

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 ホンダは28日、二輪車の世界シェアを現在の約4割から長期的に5割に増やす目標を発表した。最大市場のインドで、2028年に電動二輪車の専用工場を稼働させることも公表した。生産の効率化で販売価格を抑え、世界シェア首位の地位を盤石にすることを目指す。

 成長を見込むインドやフィリピンなどで事業拡大を図り、24年度見通しで2020万台の販売台数をさらに伸ばす計画だ。ただ、シェアを5割にする具体的な時期や台数目標は示さなかった。

 インドの電動二輪工場は南部ベンガルールの工場敷地内に設け、多くのモデルで部品を共通化する。商品面ではホンダ初のスポーツモデルの電動二輪を25年度に発売する。試作モデル「EV Fun Concept(イーブイファンコンセプト)」をベースにする。

 加藤稔執行役は東京都内で開いた説明会で、トランプ米政権がメキシコからの輸入品に関税を課した場合、メキシコの工場で生産して米国に輸出する年約9千台の二輪車に「影響がある」とし、生産移管を視野に入れていると明かした。


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