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フジテレビでのCM放映を取りやめる動きが止まらない。28日はトヨタ自動車、日本生命保険などが契約済みの2月分のCMをキャンセルしたと明らかにした。日本生命は「ガバナンス(企業統治)や人権侵害への懸念が十分に払拭できていないため」としている。
ほかに2月分のCMをキャンセルしたのはキリンホールディングス、サントリーホールディングス、アサヒグループホールディングスなど。各社とも1月分はACジャパンに差し替えている。
キリンは、元タレント中居正広さんと女性とのトラブルを巡る同局の問題に関し、調査結果の迅速な情報開示や、再発防止策の実施などを同日申し入れたことも発表した。同局の27日の記者会見で、人権侵害の疑義が解消されなかったとしている。キリンは適切な対応がなされるまで、同局への広告出稿を停止すると20日に公表している。
中部電力は28日、フジテレビが制作した番組へのCM放映を差し替える対応を同日始めたと明らかにした。「一連の報道を受け、総合的に判断した」と説明した。
共同通信社提供
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