ニュース
経済産業省と日本国際博覧会協会(万博協会)は26日、大阪・関西万博会場の夢洲で、建設中の「日本館」を報道陣に公開した。円環状の建物は、日本文化の特徴でもある「循環」をテーマに三つのエリアで構成。世界最大級の火星隕石「火星の石」や、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機が小惑星で採取した砂も展示する。完成は2月末を予定している。
三つのエリアでごみから水、水から素材、素材から製品へと移り変わる様子を表現する。微生物を活用し万博会場の生ごみからエネルギーを生み出す「バイオガスプラント」や、生ごみを分解する過程で発生した水をためた水盤を設置する。
日本の人気キャラクターも登場。ハローキティが32種類の藻類に扮する展示や、ドラえもんが日本の伝統的なものづくりを解説するコーナーを設ける。日本館の建設費や運営費を含む総予算は最大360億円。
会期中はホスト国のパビリオンとして国内外の要人も訪れる。黒田紀幸館長は「来場者に地球環境問題を自分ごとと捉えてほしい」と話した。
共同通信社提供

Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。