NY株式サマリー(19日)=ダウ120ドル安 エヌビディアが買われナスダックが1%高

市場概況
◆ダウ平均: 43268.94 -120.66 -0.28%
◆S&P500: 5916.98 +23.36 +0.40%
◆NASDAQ:18987.468 +195.66 +1.04%

 19日のNY株式相場は高安まちまち。地政学リスクの高まりを受けてセンチメントが悪化したが、翌日に決算発表を控えるエヌビディアが5%近く上昇し、予想を上回る決算や見通し引き上げが好感された小売り大手のウォルマートも3%上昇した。バイデン政権がウクナイナに提供したミサイルのロシア国内への攻撃を承認し、ロシアのプーチン大統領が核兵器使用の条件が下がったとし、さらにウクライナが実際にロシア西部に米国が提供したミサイルで攻撃をしたことが確認されたとニューヨーク・タイムズが報じた。ダウ平均は朝方に450ドル安まで下落後、120.66ドル安(-0.28%)と4日続落して終了。S&P500も0.65%安まで下落したが、0.40%高と2日続伸して終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は0.96%安まで下落後、1.04%高で終了し、2日続伸した。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の15.58ポイントから一時17.93ポイントまで上昇し、16.35ポイントで終了。安全資産とされる米国債が買われ、米10年債利回りは前日の4.414%から4.398%に低下した。

 S&P500採用銘柄は312銘柄が下落し、上昇は191銘柄にとどまった。S&P500の11セクターはIT、コミュニケーション、公益、不動産など6セクターが上昇し、エネルギー、金融、ヘルスケアなど5セクターが下落した。ハイテク・グロース株はエヌビディアのほか、ネットフリックス、テスラが2%超上昇し、アルファベット、メタ、アマゾンも1%超上昇した。決算発表銘柄はウォルマートが3.00%高となった一方、ホームセンターのロウズは、弱い見通しが嫌気され4.60%下落した。


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » NY株式サマリー(19日)=ダウ120ドル安 エヌビディアが買われナスダックが1%高