昨日(2024年11月19日)のドル円動向振り返り
ドル円は往って来いの展開でほぼ変わらず。
夕刻に円高が大きく進む場面がありました。
ウクライナ情勢に関して、プーチン大統領が核兵器の使用条件を緩和したと報じられており、リスク回避の円買いが進んだ模様です。
ドル円は夜にかけて荒い値動きが続き、深夜以降は円安に戻っています。
ロシアのラブロフ外相が発言し、核戦争を起こさないことがロシアの立場だとの旨が伝えられており、これも円安回帰を支援したと考えられます。
未明以降は横ばいで推移して1日の取引を終えました。
なお、米国で住宅着工件数と建設許可件数が発表され、市場予想より弱い結果でした。
この時間帯のドル円は円高の展開です。
また、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁が発言し、インフレとの戦いはまだ終わっていない旨が報道されています。
本日(2024年11月20日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月20日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、154円台後半の買い注文が厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
しかし、円安の範囲では買い注文が薄いです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、157円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の模様です。
また、155円台前半にも、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月20日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円そしてポンドドルです。
相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月20日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はユーロです。
円はプラス圏で大きく上下動し、未明にマイナスに転じました。
ドルはゼロを中心に取引され、最終的にマイナスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月20日)の主な経済指標
16:00(英国)10月消費者物価指数(CPI)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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