先週金曜日(2024年9月27日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.642(+0.168)<+6.79%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは大幅に上昇。
限月交代に伴うロールオーバーが活発で、この影響で価格が上昇したと報じられています。
価格は6%を超える大幅高を記録しました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ9万2,000の売り越しでした。
今年5月下旬以降、売り越し幅はおおむね10万を下回る水準で推移しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年9月30日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年9月30日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は大陽線を形成して直近高値を更新しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
大幅高で抵抗帯となっていた2.6ドルを突破して、2.6ドル台半ばまで上昇しました。
抵抗帯の2.6ドル突破を契機に上昇が加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから大きく上昇を開始して、そのままの水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
27日の上昇により、24日から続いた高値圏を上に突破しています。
目先は、上昇が続くか、上昇が一服するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で4基減少し、484基でした。
5月以降、稼働数は500基割れが続いています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で3基増加し、99基です。
100基を下回る水準が継続しているものの、7月下旬以来の100基台回復が視野に入っています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で47bcf(10億立方フィート)増加し、3,492bcfでした。
貯蔵量の増加ペースは緩やかで、直近5年間の平均値に近づきつつあります。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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