android版TradingView(トレーディングビュー)でボラティリティストップを設定する方法
android版TradingViewアプリで、ボラティリティストップ(Volatility Stop)の設定方法を紹介します。
ボラティリティストップは、売買タイミングを計るのに適したテクニカル指標です。
相場が上昇トレンドの場合には価格の下に緑の点が描画され、下降トレンドの場合には価格の上に赤の点が描画されます。
それらを基にトレンドの変化を読み取ることができます。
ボラティリティストップをチャートに追加する方法
android版TradingViewを立ち上げ、ボトムナビゲーション(画面の一番下)の「チャート」をタップします。
チャート画面に遷移したら、下部にある「+」アイコンをタップ。
表示されるメニューの中から、「インジケーター」をタップします。
次の画面で「テクニカル」をタップ。
テクニカル画面に遷移したら「インジケーター」を選択し、一覧の中から「Volatility Stop(ボラティリティ・ストップ)」をタップします。
画面右上の「×」アイコンをタップしてチャート画面に戻ると、ボラティリティストップが表示されます。
ボラティリティストップの設定画面の使用方法
設定画面は、チャート画面左上のインジケーター名、もしくは表示中のボラティリティストップのタップで出てくる歯車の形の設定アイコンをタップすれば表示できます。
ボラティリティストップの設定画面は、「パラメーター」「スタイル」「可視性」に分かれており、画面上部のタブで切り替えができます。
全ての設定が完了したら「OK」をタップしましょう。
なお、「OK」の左側にある「…」アイコンをタップすると、設定のリセットや設定の保存が可能です。
「パラメーター」では、表示するボラティリティストップの時間足や期間、算出に用いる価格の種類などを設定します。
①時間足
どの時間足のボラティリティストップを表示するかを選択します。
デフォルトは「チャート」で、その場合はチャートに表示中の時間足のボラティリティストップが表示されます。
- ・チャート
- ・1分
- ・3分
- ・5分
- ・15分
- ・30分
- ・45分
- ・1時間
- ・2時間
- ・3時間
- ・4時間
- ・1日
- ・1週
- ・1ヶ月
②期間
ボラティリティストップを算出する期間の設定をします。
デフォルトの期間は「20」です。
③ソース
ボラティリティストップを算出する価格の選択をします。
デフォルトの価格は「終値」です。
- ・始値
- ・高値
- ・安値
- ・終値
- ・高値+安値の平均
- ・高値+安値+終値の平均
- ・始値+高値+安値+終値の平均
- ・高値+安値+終値×2の平均
④乗数
ボラティリティストップの算出に用いる乗数を設定します。
デフォルトの乗数は「2」です。
数値を大きくするとボラティリティストップの点が価格から離れ、逆に小さくすると点が価格に近づきます。
「スタイル」では、ボラティリティストップの点の色や太さ、種類などを設定します。
①Volatility Stop
ボラティリティストップの表示/非表示を設定します。
また、ボラティリティストップの点の色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
デフォルトの種類は「クロス」で、「色0」が上昇トレンドを示す点、「色1」が下降トレンドを示す点です。
②精度
ボラティリティストップの値を小数点第何位まで表示するかを設定できます。
- ・デフォルト
- ・0
- ・1
- ・2
- ・3
- ・4
- ・5
- ・6
- ・7
- ・8
③価格スケールのラベル
価格スケールのラベルの表示/非表示を設定します。
④ステータスラインの値
ステータスラインの値の表示/非表示を設定します。
「可視性」では、ボラティリティストップの表示/非表示を時間軸ごとに設定します。
チェックボックスにチェックを入れた時間軸でのみボラティリティストップが表示される仕組みで、チェックをはずすと非表示に切り替わります。
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