MT4の動作改善に向けた取り組み

この度、相場の動きが活発になった際MT4がスムーズに動かないとの報告を受け、調査を行いました。その結果、価格の更新頻度（ティック数）が多くなる際、一部のお客様のPCの仕様もしくはインターネット環境によって、動作が不安定になることが確認されました。現状、64bitであるMT5で同様の問題は確認されておりません。MT4は32bitのアプリケーションであり、お客様がご使用のハイスペックP C上でも（マルチコアCPU、もしくは4G以上のメモリのPCをご利用のお客様も）ティックを処理しきれず、そのスペックを十分に活かすことができません。
https://www.oanda.jp/fxproduct/mt5#comfortable

この事象に対応するため、弊社では、MT5の使用を推奨するとともに、ティック数がMT4に負担をかける一定の水準を上回らないように、1秒あたりのプライス配信数の最大値の調整を行いました。その反面、約定力・スリッページに大きな影響がでないよう、最適な範囲でのティック配信を予定しております。システムの透明性を担保するため、約定率、およびスリッページは下記ページ（毎週月曜更新）にてご確認いただけます。
https://www.oanda.jp/lab-education/infradata/#speed

また、MT4の気配値表示に表示している通貨ペアの数を減らしていただくことや、表示しているチャートの枚数を減らしていくことで改善されることもございますのでお試しください。

今後も弊社では、取引システムの透明性を情報公開で担保しつつ、システムの安定した運用を目指し、改善に努めていく次第です。

なお、本件についていまだに同様の事象が発生する場合、
発生した時間および何秒間フリーズしているかをこちらよりご連絡ください。