fxTrade 操作マニュアル(Desktop版)
取引の始め方
マーケットオーダー、リーブオーダー
オーダー(注文)の種類
マーケットオーダーとは、成行注文のことです。オーダーが入ったときに取引成立となり、その時点での為替レートにて取引が行われます。マーケットオーダーは注文することですぐに約定します。ただし、相場の状況により注文したときの為替レートと約定レートの数値が異なる場合があります。
リーブオーダーとは、指値注文のことです。期間内に為替レートが設定したレートに達した場合に取引が行われます。ただし、相場の状況により注文したときの為替レートと約定レートの数値が異なる場合があります。
取引ウィンドウを起動して注文する
マーケットオーダー、リーブオーダーでの取引は取引ウィンドウで行うことができます。ウィンドウのタブを使用してオーダーの種類を選択します。初期設定はマーケットオーダーが選択されています。
取引ウィンドウはいくつかの方法で起動することができます:
- アクションボタン[新規取引]をクリックします。
- [口座]メニューから[新規取引]を選択します。
- [レートリスト]または[レートパネル]から[売値]、[買値]を選択します。
- ショートカットキーを使用することもできます。[F2]ボタン(買:マーケットオーダー)、[F3]ボタン(売:マーケットオーダー)、[F4]ボタン(買:リーブオーダー)、[F5]ボタン(売:リーブオーダー)です。
- チャート上のレートの位置を左クリックし、メニューからオーダーの種類を選択します。
- チャートの右上部にある[買い]ボタン、[売り]ボタンをクリックします。
初期設定
取引ウィンドウはお好みの状態に設定ができます。取引数量、スリッページ上限値およびスリッページ下限値、ストップオーダー、リミットオーダーなどの数値を事前に設定する場合、プルダウンメニューの[ツール]>[ユーザー設定]で[取引設定]を選択します。
マーケットオーダーで注文する
マーケットオーダーをすると注文と同時に取引が成立します。通常は注文時の市場価格で取引が成立します。ただし、オプションとしてユーザーが指定するスリッページ上限と下限の数値外であった場合を除きます。
マーケットオーダーで注文をする:
- 上記に記載した方法を使用して、[取引]ウィンドウ(右図参照)を開きます。
【注意】:ウィンドウのタイトルがリーブオーダーとなっている場合は、[マーケットオーダー]タブを選択します。 - [売]または[買]を設定します。
ポジション(売りまたは買い)、通貨ペア、数量を選択します。
※オプションについて・・・
オプションは送信ボタンの上にある矢印を選択して上下させます。初期設定ではスリッページ下限、スリッページ上限、リミットオーダー、ストップオーダー、トレールストップは設定されていません。必要な項目にチェックを入れ、設定してください。初期設定値についてはプルダウンメニューの[ツール]>[ユーザー設定]>[取引設定]タブをご確認ください。
それぞれの値を変更するには、上下ボタンで選択または数字を直接記入します。(単位はレートまたはピップスを選択します。) - ウィンドウの下に設定した内容が記載されますので、内容をご確認ください。
- 送信ボタンを押します。
注文され取引が成立すると確認画面が開きチケット番号など、詳細が発行されます。
([ユーザー設定]の[取引設定]タブを使用して確認画面を表示、非表示を設定することができます。) - [チケット]タブ、[最近の取引履歴]タブが更新されます。また新規取引の情報が保有通貨ペアタブ、取引中通貨タブ等に反映されます。
注文後、取引が成立した場合、為替レートはOANDA fxTradeサーバーで取得した最新のものが適応されます。必ずしも売買マーケットオーダーウィンドウで表示されたレートが適応されるわけではありません。注文してから注文が確定するまでの間に、為替レートは変動するからです。なお、任意で不利にレート変動した場合に取引を約定しないようにするには、スリッページ上限値、スリッページ下限値を設定します。その場合、為替レートのスリッページがスリッページ上限値、スリッページ下限値の間に入っている場合のみ成立します。ただし、決済のためのマーケットオーダーを行う場合はスリッページ上限値、スリッページ下限値は設定できません。
マーケットオーダーを1クリックで行う
- レートパネル右上のアイコン(ワンクリックモード)で、右から3つ目を選択します。レートパネルから右図のように数量を設定する画面が表示されます。初期設定では数値は入っておりませんが、設定することが可能です。
- 取引したい通貨ペアまでスクロールして数量を決め、最後に売りまたは買いをクリックします。
- 初期設定では注文前に確認画面が開きます。(確認画面が必要なければ、ユーザー設定の取引設定タブから[ワンクリック注文時に確認画面を表示]の選択を解除します。)
マーケットオーダー画面の詳細
買/売 | 買い(買いポジション)または売り(売りポジション)を選択します。 |
---|---|
通貨ペア | 取引通貨ペアです。 |
数量 | 取引数量です。取引数量は通貨ペアのうちベースとなる通貨で表示されます。下記略称を使用することができます。 k=千(10k=10,000)、m=百万(1m=1,000,000) 初期数量を設定することもできます。設定はプルダウンメニューの[ツール]>[ユーザー設定]>[取引設定]タブ選択し、設定します。 |
取引レート | 選択した通貨ペアの最新の為替レートを確認することができます。 |
レート/PIPS | マーケットオーダーオプションの項目をレートまたはピップスで表示することができます。1ピップスはその通貨の最小単位の1/1000です(対円の場合)。 |
スリッページ下限 | この数値がOANDA fxTradeサーバーから受信した数値よりも高いまたは同じであった場合に取引が成立します。 |
スリッページ上限 | この数値がOANDA fxTradeサーバーから受信した数値よりも低いまたは同じであった場合に取引が成立します。 |
リミットオーダー | 注文と同時に入力できる決済指値です。利益確定の指値注文です。 |
ストップオーダー | 注文と同時に入力できる決済指値です。損失限定の指値注文です。 |
トレールストップ | トレールストップオーダーを設定します。 |
確認項目
取引ウィンドウの下段において取引口座状況や取引状況など確認することができます。数値は他のウィンドウで変更した数値を自動的に反映し、最新の状況を確認できるようになっています。
取引可能数量 | 選択したベース通貨の最大取引可能数です。この数値は証拠金の総額によって異なります。すでにポジションを保有しており、反対売買を行なった場合に保有ポジションが決済されますが、決済される数量もこの総量に含まれます。 |
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ピップバリュー | 為替レートが1pip変動した場合の損益を表しています。 |
取引額 | 取引したときの総約定代金(ポジション評価額)を表しています。 |
必要証拠金 | 取引に必要な証拠金の総額を表しています。 |
リミットオーダー | 注文と同時に入力できる決済指値です。利益確定の指値注文です。為替レートがリミットオーダーで設定した値に達した場合の総利益を金額またはピップスで表示します。(リミットオーダーを設定していない場合は0と表示されます。) |
ストップオーダー | 注文と同時に入力できる決済指値です。損失限定の指値注文です。為替レートがストップオーダーで設定した値に達した場合の総損失を金額またはピップスで表示します。(ストップオーダーを設定しない場合は0と表示されます。) |
リーブオーダーで注文する
リーブオーダーとは指値注文のことです。期限内に為替レートが設定値に達した場合のみ取引が成立するオーダーのことです。
リーブオーダーを注文する:
- [取引]ウィンドウを開きます。
- [リーブオーダー]タブをクリックします(右図参照)
- ポジション(売り、買い)、通貨ペア、数量(ベース通貨)、指値レート(ターゲットとなる指値レート)、オーダー期限などの設定を入れます。
オプションについて・・・
オプションは送信ボタンの上にある矢印を選択して上下させます。初期設定ではスリッページ下限、スリッページ上限、リミットオーダー、ストップオーダー、トレールストップは設定されていません。必要な項目にチェックを入れ、設定してください。初期設定値についてはプルダウンメニューの[ツール]>[ユーザー設定]>[取引設定]タブをご確認ください。それぞれの値を変更するには、上下ボタンで選択または数字を直接記入します。(単位はレートまたはピップスを選択します。)
- ウィンドウの下に設定した内容が記載されますので、内容をご確認ください。
- 送信ボタンを押します。
注文すると確認画面が開きチケット番号など、詳細が発行されます。([ユーザー設定]の[取引設定]タブを使用して確認画面を表示、非表示を設定することができます。) - [注文状況]タブ、[最近の取引履歴]タブが更新されます。
・ オプションの修正を行う際は[注文状況]タブ内の取引を選択してください。
・ オーダーを修正・キャンセルする場合は必ず[注文状況]タブから行ってください。ブラウザを閉じ、システムから切断したとしてもオーダーをキャンセルしたことにはなりません。
リーブオーダー画面の詳細
買/売 | 買い(買いポジション)または売り(売りポジション)を選択します。 |
---|---|
通貨ペア | 取引通貨ペアです。 |
数量 | 取引数量です。取引数量は通貨ペアのうちベースとなる通貨で表示されます。下記略称を使用することができます。 k=千(10k=10,000)、m=百万(1m=1,000,000) 初期数量を設定することもできます。設定はプルダウンメニューの[ツール]>[ユーザー設定]>[取引設定]タブ選択し、設定します。 |
注文レート | 選択した通貨ペアの約定させたいレートを設定することができます。 |
レート/PIPS | リーブオーダーオプションの項目をレートまたはピップスで表示することができます。1ピップスはその通貨の最小単位の1/1000です(対円の場合)。 |
スリッページ下限 | この数値がOANDA fxTradeサーバーから受信した数値よりも高いまたは同じであった場合に取引が成立します。 |
スリッページ上限 | この数値がOANDA fxTradeサーバーから受信した数値よりも低いまたは同じであった場合に取引が成立します。 |
リミットオーダー | 注文と同時に入力できる決済指値です。利益確定の指値注文です。 |
ストップオーダー | 注文と同時に入力できる決済指値です。損失限定の指値注文です。 |
トレールストップ | トレールストップを設定します。利益追従型のストップオーダーです。レートが有利な方向へ変動した場合、設定値が有利に変動した差分だけ、自動的に修正されます。「利益を伸ばしたいが、不利な方向に転換した時はきっちりと利益を確保したい」ときなどにご利用ください。 |
確認項目
取引ウィンドウの下段において取引口座状況や取引状況など確認することができます。数値は他のウィンドウで変更した数値を自動的に反映し、最新の状況を確認できるようになっています。
有効期限 | 指値の有効期限を表しています。 |
---|---|
取引可能数量 | 選択したベース通貨の最大取引可能数です。この数値は証拠金の総額によって異なります。すでにポジションを保有しており、反対売買を行なった場合に保有ポジションが決済されますが、決済される数量もこの総量に含まれます。 |
ピップバリュー | 為替レートが1pip変動した場合の損益を表しています。 |
取引額 | 取引したときの総約定代金(ポジション評価額)を表しています。 |
必要証拠金 | 取引に必要な証拠金の総額を表しています。 |
リミットオーダー | 注文と同時に入力できる決済指値です。利益確定の指値注文です。為替レートがリミットオーダーで設定した値に達した場合の総利益を金額またはピップスで表示します。(リミットオーダーを設定していない場合は0と表示されます。) |
ストップオーダー | 注文と同時に入力できる決済指値です。損失限定の指値注文です。為替レートがストップオーダーで設定した値に達した場合の総損失を金額またはピップスで表示します。(ストップオーダーを設定しない場合は0と表示されます。) |